第6回小学館ライトノベル大賞 優秀賞作家がデビュー

マンガ

更新日:2012/5/25

 萌え全盛のラノベ界にあって、独自路線を突っ走るガガガ文庫。他レーベルでは扱わないようなユニークな作品も積極的にリリースしている。個性的でクセのある作品が多いせいか、「このライトノベルがすごい!」などメジャーなランキングにはなかなか入ってこないが、根強いファンも少なくない。

 
 実際、先日発表された「ラノベ好き書店員大賞」では第3回小学館ライトノベル大賞でガガガ大賞を受賞した渡航の『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』が2位。第5回小学館ライトノベル大賞でガガガ大賞を受賞したカミツキレイニーの『こうして彼は屋上を燃やすことにした』が9位にランクインしている。

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 そんなラノベ愛読者注目のガガガ文庫から5月18日(金)、第6回小学館ライトノベル大賞で優秀賞を受賞した2人の作家がデビューする。
 『こわれた人々』(受賞時のタイトル「ウラビトのトビラ」) の高岡杉成と、『猫にはなれないご職業』(受賞時のタイトル:「吾輩は猫又である」) の竹林七草だ。
 ゲスト審査員・畑健二郎や編集部のアドバイス、推敲、改稿によってさらに磨きがかかった2作品。受け取ってみてはいかがだろうか。ガガガ大賞、審査員特別賞受賞作品も6月、7月に順次文庫本を発売する予定。

(ダ・ヴィンチ電子ナビより)