上白石萌歌「きっと人生の宝になります」 田島列島の『子供はわかってあげない』が上白石＆細田佳央太出演で実写映画化決定！

　田島列島の漫画『子供はわかってあげない』が、上白石萌歌と細田佳央太の出演で実写映画化決定。「ついに来た！ これは楽しみ」「この2人ならあの世界観を再現してくれそう」と歓喜の声が相次いでいる。

　同作は、『モーニング』と『週刊Dモーニング』で連載されていた作品。水泳部の朔田美波と、書道部の“もじくん”こと門司昭平の出会いから始まるひと夏の冒険物語だ。ある日誰も入れないはずの屋上に人影を見つけた朔田さんは、好奇心で屋上を覗きもじくんと遭遇。彼が描いている絵が朔田さんの好きなキャラクターだったことから、2人は距離を縮めていく。それぞれの部活を頑張りながら、お気楽な青春を送る朔田さんともじくん。しかしひょんなことから、事態はハードボイルドな方向へ向かっていく――。

　単行本は上下巻で発売されており、読者からは「脱力系コメディと思わせておいて意外とハラハラさせられる展開に引き込まれた」「青春時代の懐かしさと冒険モノの新鮮さが上手く混ざってる」「何度読んでも胸の奥がキュンとなる傑作」と絶賛の声が続出。「マンガ大賞2015」や「このマンガがすごい！ 2015」「＃俺マン2014」などのランキングで上位にランクインしている。

　映画では朔田さんを上白石が演じ、もじくんは映画「町田くんの世界」で町田くん役を演じた細田に決定。監督は「南極料理人」「横道世之介」「モリのいる場所」などの沖田修一が手がけることも明かされた。

　細田は映画について「原作を意識しすぎず自分らしく門司くんと向き合うことが出来ました」とコメント。上白石も「10代最後の夏はすべての想いをこの作品に込めました。きっと人生の宝になります」と意気込みを明かしている。

　原作ファンからは、「イメージにぴったりのキャスティングで嬉しい」「あの沖田修一さんが監督とか最高！」「空気感とセリフ回しがすごく気になる」と期待の声が続出。2020年初夏公開予定なので、続報も要チェックだ。

■映画「子供はわかってあげない」
原作：田島列島
監督：沖田修一
出演：上白石萌歌、細田佳央太 ほか
公式サイト：https://agenai-movie.jp/