「コナンの新しいライバルか…?」 コナンより先に小五郎に助言する謎の女子が話題【アニメ「名探偵コナン」第963話】

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更新日:2019/12/23

『名探偵コナン』97巻(青山剛昌/小学館)

 2019年12月14日(土)に放送された、アニメ「名探偵コナン」第963話。コナンの見せ場をことごとく奪っていった謎の女子・筑波芽衣が「一体何者なんだこの子は」「コナンの新しいライバルか…?」と話題になっている。

 今回の事件は、毛利小五郎の講演会直前に発生した殺人事件。講演会にゲスト出演する予定だった俳優・猪越健一郎が、密室の楽屋で死体となって発見された。現場を調べた小五郎は、会場となったホールの元支配人・冷泉茂吉が犯人だと推理。しかし冷泉は、「私が殺めたのは別の人間です」と現オーナー・菱田順子の殺害を自白する。

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 菱田はホールの外階段から突き落とされており、監視カメラの映像によると殺されたのは14時45分から55分の間。これは猪越が死亡したと思われる時間と被るので、冷泉に猪越殺害は不可能だと分かった。密室トリックを作れるのは警備会社社長・月野木英樹だけだったが、彼はその時刻にほかの人と一緒にいたというアリバイが。ほかの容疑者にも猪越を殺す時間はなく、捜査はふりだしに戻ってしまう。

 しかし猪越の死亡時刻が細かく特定できたのは、彼が懐に持っていた時計が割れて止まっていたため。あらかじめ壊しておいた時計を遺体の懐に忍ばせれば、犯行時刻をごまかすことが可能だ。このトリックを指摘された月野木は、猪越のせいで会社が倒産寸前だったと殺害を自白。警察に連行され、小五郎の講演会は1時間遅れで実施される。

 今回の謎解きシーンで大活躍したのは、コナンではなくたまたま居合わせたイベントスタッフの芽衣。コナンは芽衣に先を越されるばかりで思ったように発言できず、ほとんど芽衣の推理で事件が解決した。これには視聴者からも、「コナンの役割を見事に奪っていったぞ」「モブキャラだと思って完全に油断してたわ」「おっちゃんを眠らせずに事件解決に導くなんて…」と驚きの声が相次いでいる。

 講演会ではゲストが減ってしまった埋め合わせとして、なぜか芽衣が登壇することに。まだ解かれていない謎も残されているようだが、果たして次週はコナンに活躍のチャンスはあるのだろうか。

■アニメ「名探偵コナン」
放送日時:毎週土曜 18:00~
原作:青山剛昌
監督:山本泰一郎
公式サイト:http://www.ytv.co.jp/conan/