「この執事イケメンだけどなんか怖い…!」『サンデー』4・5合併号から新連載『洗脳執事』がスタート!

マンガ

公開日:2019/12/26

『週刊少年サンデー』4・5合併号(小学館)

 2019年12月25日(水)発売の『週刊少年サンデー』4・5合併号から、新連載『洗脳執事』がスタート。「1話目から不穏すぎてめっちゃ気になる」「この執事イケメンだけどなんか怖い…!」と話題になっている。

 同作を手がけるのは、新人漫画家の浅山わかび。物語の舞台となるのは、町でも有名なお金持ちの一族・高藤家のお屋敷だ。高藤家の令嬢・苺は、イギリス留学から1年ぶりに実家へ帰宅。旅立つ日に華々しく送り出してくれた賑やかな家族のことを思い出しながら、朝食中のリビングに足を踏み入れた。しかしそこで待っていたのは、無言で食事をする一家と苺の知らない執事・九鬼清十郎。家族の変化に戸惑う苺は、彼らが九鬼のことを異常なほど慕っていることに気づく。

 苺は九鬼が家族を洗脳したのではと疑い、九鬼を問いただすことに。ところが九鬼は何もしていないと主張し、それどころか自分と仲良くなると誰もが自分に依存してしまうと言い出した。驚いた苺が「あなた、なんなの…? なにがしたいわけ?」と尋ねると、九鬼は「友人が欲しいです」と不敵な笑みで回答。理解できない言動に、苺はさらに混乱する。

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 朝食の席にいなかった弟・凛悟は他の家族ほど洗脳されていなかったが、九鬼は凛悟と彼の友人・松下務とのもめ事をさりげなく仲裁。さらに階段から落下した凛悟を九鬼が捨て身で守り、凛悟もすっかり九鬼に魅入られてしまう。

 以前のような家族を取り戻したい苺は、どうしたら家族を元通りにしてくれるのかと懇願。しかし九鬼は爽やかな笑顔で、「そんなことはご自分でお考えください」と突き放した。得体のしれない執事と一家の物語には、読者から「独特の雰囲気から目が離せない」「ここからどういう路線に転がっていくのか楽しみ」「九鬼のキャラめっちゃ好きかも」と期待の声が寄せられている。

 作者の浅山は巻末で、「はじめまして! 新連載です!! 読んでくれたら嬉しいでーす、いえいいえい!」とコメント。高藤家にはこの先どんな運命が待ち受けているのだろうか。