「可哀そうだけど笑った」 アニメ「クレヨンしんちゃん」美少女キャラグッズのために奮闘する風間くんが不幸すぎる

アニメ

更新日:2020/1/30

『新クレヨンしんちゃん』9巻(臼井儀人&UYスタジオ/双葉社)

 2020年1月25日(土)に放送されたアニメ「クレヨンしんちゃん」では、風間くんが散々な目に。不運が続く風間くんへ、「気持ちはわかる」「可哀そうだけど笑った」といった声が相次いでいる。

 話題になっていたのは、「こっそり回したいゾ」というエピソード。風間くんはこの日、デパートのおもちゃ売り場に来ていた。お目当てはカプセルおもちゃのようだが、人目を避けている様子。

 誰もいないタイミングを見極めてたどり着いた機械は、美少女キャラクター・もえPのカプセルおもちゃだった。どうやら普段のイメージを崩さないように、もえPグッズを集めているのは友達にも秘密らしい。

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 カプセル機械の中をのぞくと、最後に出てくるカプセルが自分が持っていない「キャビンアテンダント・もえP」だと気づいた風間くん。財布に入った軍資金は550円で、1回200円のカプセル機械は2回しかまわせない。しかし残りのカプセルは4つ。悩んだ風間くんは、誰かがカプセル機械を2回まわすまで待つ作戦を決行する。成功をイメージしてほくそ笑む風間くんだったが、偶然親子で買い物に来ていたしんのすけに見つかってしまう。

 どうにか遊ぼうと食い下がるしんのすけに対して、風間くんはチョコビをおごったり「マサオくんがいる」と嘘をついて対抗。しかしチョコビ分の150円と思って渡したお金が200円だったり、これまた偶然デパートに来ていたマサオくんが合流してしまったりと上手くいかない。

 その間に他の子がカプセルおもちゃの機械を回して、残るカプセルは最後の1つ。誰かが先に回したらおもちゃが取られると焦った風間くんは、精一杯の力技に出る。マサオくんを鬼の形相でにらみつけることで、しんのすけとともに追い払うことに成功。喜んだ風間くんだったが、あと一歩のところで職員がカプセルを補充してしまう。悲鳴を上げる風間くんをよそに、カプセルは入念にかき混ぜられてしまった。

 放送を見たファンからは、「好きなものは隠さずに堂々としていようって教訓だね」「風間くんの顔芸は相変わらずスゴい」といった声が。風間くんがプライドを差し置いて、全力で趣味を楽しめる日はくるのだろうか。

■アニメ「クレヨンしんちゃん」
放送日時:毎週土曜 16:30~
原作:臼井儀人
監督:ムトウユージ
出演:小林由美子、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみ ほか
公式サイト