「利政が怖すぎてドン引きレベル」 大河ドラマ「麒麟がくる」、守護を毒殺した本木雅弘の怪演に大反響!

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公開日:2020/2/1

『NHK大河ドラマ・ガイド 麒麟がくる 前編』(著:池端俊策、監修:NHKドラマ制作班、編集:NHK出版/NHK出版)

 2020年1月26日(日)に放送された大河ドラマ「麒麟がくる」第2話。本木雅弘演じる斎藤利政(のちの道三)が早くも“本性”を現し、「利政が怖すぎてドン引きレベル」「本木さんの演技が迫力ありすぎ!」と視聴者を驚かせたようだ。

 同ドラマの主人公は、多くの群雄と天下をめぐって争う智将・明智光秀(長谷川博己)。医者の東庵(堺正章)と助手の駒(門脇麦)を連れ、光秀は京から美濃へ戻っていた。しかし美濃には侵略を目論む織田信秀(高橋克典)の大軍が迫っており、光秀は利政から旅の借金を帳消しとする代わりに侍大将の首ふたつを要求されてしまう。

 光秀の奮闘も虚しく戦況は美濃の劣勢。利政は退却を命じるとともに、「籠城いたす」と宣言した。光秀だけでなく利政の嫡男・高政(のちの義龍/伊藤英明)も不満を漏らすが、籠城は敵を欺き信秀を油断させるために企てた利政の罠。織田軍が休息に入った隙を突いて美濃の軍勢が急襲し、信秀らを見事退かせた。

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 東庵と駒が負傷者の治療に奔走する中、利政は美濃の守護・土岐頼純(矢野聖人)と面会。織田軍に勝利した利政を褒め称える頼純だが、利政は「織田信秀と取引なさいましたな?」と問う。頼純は「誰がそのような根も葉もない戯言を」とシラを切るが、利政の手には密約を交わした頼純の手紙が。激昂した頼純に「まずは心を落ち着け、茶などお召し上がり下さりませ」と言い聞かせ、自らの手で淹れた茶を差し出す利政。茶を口にした頼純はやがて苦しみ始め、利政のそばで事切れるのだった…。

 見事な策略で織田軍を退けた一方、頼純を毒殺するという狡猾さも見せた利政。視聴者からは「今回は利政無双だったな…」「織田軍相手に逆転して利政カッコいいと思っていたのに、まさかすぎるラスト!」「利政が主人公だっけ? と勘違いするほどの圧倒的存在感」「利政と頼純の対面シーン、心臓が飛び出るかと思うくらいドキドキした」といった声が寄せられている。

 美濃の守護・頼純を殺めた利政の存在は、これから光秀にどのような影響をもたらすのだろうか。

■ドラマ「麒麟がくる」
放送日:毎週日曜 20:00~
出演:長谷川博己、本木雅弘、門脇麦、堺正章 ほか
公式サイト