「伊達さんの過去と関わってくるのかも…」『サンデー』11号『名探偵コナン 警察学校編』、降谷と伊達が巻き込まれた奇妙なコンビニ強盗事件が話題

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公開日:2020/2/16

『週刊少年サンデー』11号(小学館)

 2020年2月12日(水)に発売された、『週刊少年サンデー』11号。『名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』では降谷零と伊達航が強盗事件に巻き込まれ、「この2人でどう切り抜けるんだろう」「伊達さんの過去と関わってくるのかも…」と注目を集めている。

 警察学校・鬼塚教場で訓練を積む降谷は、班長の伊達と体術の授業で対戦。降谷が伊達の怪我を気づかうと、伊達は「凶悪犯に情けなんて通用しねぇ」と意識の甘さを一喝した。その夜降谷が買い物のため外に出ると、道端で伊達と遭遇。伊達は昼間のことを謝りながら、自分の父親について語りだす。

 伊達の父は交番勤務の警察官だったが、ある日幼い伊達を連れて行ったコンビニで強盗に遭遇。警察だとバレて何度も殴られ、1年間も入院するほどの大怪我を負った。怪我が原因で警察も辞めることになり、父を尊敬していた伊達は完全に失望。その後犯人は別の場所でも強盗を働いていたらしく、父が強ければ誰も被害に遭わなかったはずだと振り返る。

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 話をしているうちコンビニに到着し、それぞれの買い物を済ませる降谷と伊達。そこへマスクと帽子で顔を隠し、武器を手にした男2人が入店してきた。2人は店にいた人全員からスマホを取り上げるが、なかなかレジの金には手を出さない。不審に思った降谷と伊達が状況を分析していると、背後にいた店員が銃で殴りかかってくる。

 店の奥からはいかつい男も登場し、ただのコンビニ強盗ではなさそうな雰囲気に。思わぬ事態には読者から、「まさか強盗の話をした後に本物が現れるとは」「強盗っていうか完全に立てこもりじゃないか」「2人で勝てる相手じゃないのでは!?」と驚きの声が後を絶たない。

 一方松田陣平や諸伏景光と共に寮を出た萩原研二は、幼いころ伊達によく似た男性を見かけていたことを思い出す。果たして過去と現在の強盗事件にどんな結末が訪れるのだろうか。

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『名探偵コナン ゼロの日常』4巻(著:新井隆広、原案協力:青山剛昌/小学館)