「こんなに感動できる人間になりたい」アニメ「ドラえもん」ジャイアンが生み出した“うるうるの日”が謎すぎる

アニメ

公開日:2020/3/6

『ドラえもん』1巻(藤子・F・不二雄/小学館)

 2020年2月29日(土)に放送されたアニメ「ドラえもん」。“うるう年”の同日にぴったりな内容に、「感受性が強すぎるでしょ」「うるうるの日とかめちゃくちゃ楽しそう」といった声が相次いでいる。

 話題のエピソードは、1本目の「記念日シール」。2月28日、カレンダーを持ったジャイアンがはしゃいでいた。どうやら“うるう年”の存在を知らないらしく、2月が29日まであるカレンダーを発見して「このカレンダー間違ってる」と大興奮。続いてのび太も「カレンダーが間違えるなんて珍しいね」とビックリした表情に。

 しかしスネ夫やしずかちゃんたちは生暖かい笑顔。スネ夫が「今年は4年に1度のうるう年だからでしょ?」とツッコむと、ジャイアンとのび太は知ったかぶりで乗り切ろうとする。「“うるうるの日”だからこれでいいんだ」とトボけるジャイアンたちだったが、その場にいた出木杉くんの詳しい解説で恥を上塗りすることになってしまった。

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 その後「うるう年がわかりづらい」と主張し始めたのび太とジャイアンにドラえもんが渡したのは、「記念日シール」。記念日の名前を書いてカレンダーに貼ると、その通りになるというアイテムだ。アイテムの説明を受けたジャイアンは、嘘を本当にするために「うるうるの日」というシールをカレンダーの29日に貼りつける。

 すると翌日、あらゆるところに感動する人の姿が。茶柱が立ったらうるうるし、“11時11分11秒”を見つけた人には道行く全員から大歓声。何にでもうるうるする周りについていけないのび太たちは、げっそりした表情を見せていた。

 番組を見た人からは、「シュールだけど、感動できる人は楽しいだろうな」「感受性が豊かすぎるとこうなるのかも」「こんなに感動できる人間になりたい」などの声が続出している。

 周囲にまったくついていけないジャイアンたちは、「うるうるの日」の上に「ニッコリニクの日」シールをペタリ。肉の仮装をしながら肉をプレゼントしあう日に変わったことで、ジャイアンたちも大いに楽しめたようだ。4年に1度くらいなら、大いに騒げる記念日もいいのかもしれない。

■アニメ「ドラえもん」
原作:藤子・F・不二雄
脚本・制作協力:藤子プロ
出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一 ほか
公式サイト