「鈴木央先生、本当にありがとうございました」 マガジン17号『七つの大罪』、8年の歴史にピリオド!

マンガ

公開日:2020/3/27

『週刊少年マガジン』17号(講談社)

 2020年3月25日(水)発売の『週刊少年マガジン』17号。とうとう最終話を迎えた『七つの大罪』に、ファンからは「素晴らしい最終回だった!」「七つの大罪のみんなを忘れないよ」などの声が相次いでいる。

 前回、それぞれの人生を歩むために解散した“七つの大罪”。あれから10年が経ち、メリオダスとエリザベスの間には息子・トリスタンが生まれていた。町中を慌ただしく駆け回るトリスタンは、“七つの大罪”が城に集まるとの噂を耳にしたという。どうやら七つの大罪を“逆賊”と思い込み、今夜リオネス王国が乗っ取られると信じているようだ。

 王子であるトリスタンが城へ帰ると、そこで待っていたのは母親であるエリザベスと七つの大罪メンバーたち。メリオダスとエリザベスの子どもであるトリスタンに、ディアンヌやゴウセルは興味津々なようす。しかし七つの大罪が逆賊だと信じるトリスタンは、「さぁ 全員外に出て尋常に勝負です!」と持ちかける。

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 実際に全員で外に出たところ、なにやら街中がにぎわっていることに気がつく。広場に出ると、突然多くの国民たちがトリスタンを祝い始めた。王子本人は忘れていたがこの日は10歳の誕生日。国王であるメリオダスが、息子の誕生日に国民を集めてくれたのだとエリザベスは明かす。ゴウセルは誕生日プレゼントと称し、今までに七つの大罪が歩んできた歴史の“記憶”をトリスタンにプレゼント。多くの苦難を乗り越えてきた七つの大罪の姿に、王子の頬を一筋の涙が流れる。

 後日、メリオダスとトリスタンは未来について話し合っていた。トリスタンは将来なりたいものに“七つの大罪”を挙げ、手を繋ぐ父とともに母の元へ歩んでいく――。

 七つの大罪最終回に、長年読み続けたファンからは「鈴木央先生、本当にありがとうございました」「最高の物語だった。なんだか感慨深いなぁ」「人生で1番ハマった作品。これからもずっと1番だと思う」といった声が上がっている。

 8年もの歴史に幕を下ろした『七つの大罪』。すでに続編の連載が予定されているので、鈴木央先生の新たな作品に期待しよう。

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『七つの大罪』40巻(鈴木央/講談社)