「頼むから死なないで!!」「涙が止まらない」 ジャンプ18号『鬼滅の刃』、柱たちにファン号泣

マンガ

更新日:2020/3/31

『週刊少年ジャンプ』18号(集英社)

 2020年3月30日(月)に発売された『週刊少年ジャンプ』18号。『鬼滅の刃』第200話では次々と訪れる柱たちとの別れが描かれ、「あまりにも悲しくて泣いてしまった」「今日1日、涙が止まらないかも…」といった声が相次いでいる。

 長きに渡る戦いの末、陽光を浴びて崩れていく鬼舞辻無惨。鬼殺隊の念願がとうとう叶い、隊士たちは歓喜の声を上げる。しかし一方で、無惨との戦いによって傷ついた“柱”たちはもはや限界。柱の一人である悲鳴嶼行冥は、自身の最期が近いことを悟っていた。

 悲鳴嶼は薬を使おうとする仲間を制し、「他の若者達の所へ行ってくれ」「頼む、私の最後の願いだ」と発言。過去に守れなかった子どもたちの残像を見ながら、涙を流して瞼を閉じる。

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 柱である伊黒小芭内と甘露寺蜜璃も、悲鳴嶼と同じように“最期の時間”を過ごしていた。死が間近まで迫っていると感じながらも、お互いに惹かれ合っていたことを告げる2人。「また人間に生まれ変われたら 私のことお嫁さんにしてくれる?」と泣きながら訊ねる甘露寺に、伊黒は「勿論だ」「絶対に君を幸せにする」と答えるのだった。

 中には深く傷つきながら生き残った柱も。不死川実弥は真っ暗な暗闇の中で、死んだ母と再会する。鬼になって我が子を殺した自分は天国に行けないと泣く母に、「お袋背負って地獄を歩くよ」と笑いかける実弥。しかし死んだ父親に「お前はまだあっちにもこっちにも来れねぇよ」と突き飛ばされ、実弥は現実の世界で意識を取り戻す。

 各々の結末を迎える柱たちに、読者は「無惨を倒して嬉しいはずなのに全然喜べない…」「犠牲が多すぎるし、こんな最後は悲しすぎるよ」「悲鳴嶼さんも伊黒さんも甘露寺ちゃんも頼むから死なないで!!」と大号泣。

 そんな中で柱・冨岡義勇は傷だらけの身体のまま、竈門炭治郎の姿を探していた。しかし義勇の視線の先には、息をせずに脈もない炭治郎の姿が。あまりにも大きな代償を背負うことになった鬼殺隊は、いったいどのような道を辿るのだろう――。

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『鬼滅の刃』19巻(吾峠呼世晴/集英社)