『クレヨンしんちゃん』最新話は「図書館ずラブ」!?

マンガ・アニメ

2020/4/3

『新クレヨンしんちゃん』9巻(臼井儀人&UYスタジオ/双葉社)

 2020年3月28日(土)のアニメ「クレヨンしんちゃん」は、図書館を舞台にしたラブコメディ回を放送。「見た目とキャラが違い過ぎて笑った」「王道のギャグだな」といった声が相次いでいる。

 話題になっているエピソードは3本目の「図書館ずラブだゾ」。しんのすけたち4人は、ネネちゃんと一緒に新しくできたばかりの図書館へやってきた。ネネちゃんはカウンターに座る司書の女性と、いつも同じ席から彼女へ情熱的な視線を向け続ける壮年の男性に目をつけたらしい。見つめるだけで女性へ話しかけることはない男性について、ネネちゃんは“司書のことが好きだけど告白する勇気がない”とアタリをつけていた。

 司書の出藍松子(であいまつこ)に話を聞くと、男性に悪い感情は持っていない様子。松子のために、しんのすけたちは男性に松子の好意を知らせようとする。しかしボーちゃんの催眠術や、風間くんがチャラ男に扮してナンパする“嫉妬作戦”も失敗。「今日も何もなし…」とショボくれる松子だったが、ネネちゃんに「幸せは自分の手で掴まなきゃ!」と激励されて覚悟を決めて一歩を踏み出す。

 振り向いた男性に松子が笑顔を向けると、突如男性は「どきたまえ!」としんのすけたちに向かって走り出した。松子のすぐ後ろにある壁に手をついて“壁ドン”の体勢となった男性は、松子の至近距離で「近くで見るとこんなにも美しいんだな…」と声を震わせる。釣られて照れ笑いするしんのすけたちだったが、続く「たまらない、この壁!」という男性の言葉に唖然。実は男性・三芽輝男(みつめてるお)がずっと見つめていたのは、松子の後ろにある壁だった。建築士の輝男は自身が設計した図書館の中で、特に壁のデザインを気に入っているらしい。恍惚の表情で壁にほおずりする輝男を見て、松子はそっと溜息をついた。

 絶妙なすれ違いを起こした2人に、視聴者からは「今までの渋さはどこに…」「輝男のキャラが濃すぎて全部持っていかれた」といった声が続出。一見渋い輝男の強烈キャラを見抜けなかった松子だが、次の恋に進めると考えれば一歩を踏み出した甲斐はあるのかもしれない。

■アニメ「クレヨンしんちゃん」
放送日時:毎週土曜 16:30~
原作:臼井儀人
監督:ムトウユージ
出演:小林由美子、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみ ほか
公式サイト

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