「宮さんに惚れ直した」 ジャンプ20号『ハイキュー!!』、宮侑の“三刀流”に驚きの声

マンガ

公開日:2020/4/15

『週刊少年ジャンプ』20号(集英社)

 2020年4月13日(月)に発売された、『週刊少年ジャンプ』20号。『ハイキュー!!』第390話では日向翔陽のチームメイトであるセッター・宮侑の活躍が描かれ、「サーブ1つでこんなに相手を翻弄するなんてかっこいい」と歓喜の声が相次いでいる。

 「MSBY ブラックジャッカル」と「シュヴァイデン アドラーズ」との試合は、アドラーズがリードした状態で試合終了。第3セットはアドラーズ・影山飛雄のサーブから始まり、ブラックジャッカルはペースを掴めないまま連続で得点を奪われてしまった。

 しかし宮は怯むことなく、センターから“速攻”と呼ばれるスピード技で1点目をゲット。「速攻がいつもより多いって読まれとる」「――からって何やっちゅうねん」と、自分の動きを予測されることを全く恐れない度胸を見せる。

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 速攻による得点でサーブ権を獲得した宮は、エンドラインから6歩あるいて「スパイクサーブ」の構えに。力強いサーブは見事にアドラーズのペースを乱し、ブラックジャッカルは木兎光太郎によるアタックで2点目を獲得した。

 宮のサーブは2パターンあり、エンドラインから6歩なら力強い「スパイクサーブ」、4歩なら変化球の「ジャンプフローターサーブ(ジャンフロ)」になるという法則が。サーブを使い分ける宮は“二刀流”と呼ばれていたが、3回目のサーブでは4歩あるいた位置からジャンフロではない力強い一撃をお見舞いする。

 アドラーズのコートに入ったボールは、ロメロのレシーブミスによりコートの外へ。試合を見守る実況のアナウンサーは、宮の新たなサーブを“超ハイブリッド”サーブと名付けた。

 ここに来て新たな一面を見せる宮の姿に、読者からは「宮さんがひたすらかっこよくて惚れ直した」「成長してるのは翔陽や影山だけじゃないんだな」「三刀流ってまるでバレー界のゾロじゃん」と驚きの声が続出。再びボールを構える宮はどんなサーブを見せてくれるのか、この先の展開からも目が離せない。

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『ハイキュー!!』42巻(古舘春一/集英社)