陸生をめぐって宣戦布告!? 「イエスタデイをうたって」第2話、晴のひたむきさに視聴者ノックアウト

マンガ

公開日:2020/4/16

『イエスタデイをうたって』1巻(冬目景/集英社)

 2020年4月11日(土)に放送されたアニメ「イエスタデイをうたって」第2話。晴が堂々と品子(※品子の品の字は木へんに品)に“宣戦布告”し、視聴者からは「晴ちゃん一途で可愛い!」「ひたむきなところが応援したくなっちゃう」などの反響が巻き起こっている。

 髪をバッサリとカットして、ショートヘアに切り替えた品子。彼女が務める高校では卒業式を終え、教師たちは慰労会を控えていた。ふと品子が何かに気づいて足早に美術室へ向かうと、そこには翌日転校してくるはずだった顔なじみの高校生・早川浪の姿が。浪は品子を夕食に誘うも断られ、「大人には大人のつき合いってものがあるのよ」と話す品子にどこか不満げだ。

 慰労会後に立ち寄った公園で品子は陸生と再会するも、彼を振っているだけに2人の会話はよそよそしい。一方で陸生は、桜の花が散る中ぼうっとした品子が気にかかった。「送るよ」と陸生が先に歩き始めると、彼の背中に“ある人物”の姿を重ね見た品子。彼女は「やっぱりよくないよね、こういうのって」と漏らし、「私のこと少しでも見どころのあるやつだって思ってたら、ただの友達として見てほしいの」と告げる。

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 あくる日、陸生は突然見ず知らずの浪から声をかけられた。どうやら陸生と品子の関係を疑っていたようで、浪は心臓の弱かった兄に品子が寄り添っていた過去を告白。兄が亡くなった日の夜、品子は浪の自宅に立つ桜を一晩中眺めていたと陸生に話す。

 そのころ品子も晴の訪問を受けており、「もう人を好きになるのは面倒くさいな」と心境を吐露。しかし陸生を想う晴は気持ちを抑えられず、品子に対して「私やっぱり先生に宣戦布告する。一方的でもコソコソするのは嫌だから」と言い放つのだった。

 年上の品子に対して、臆せずストレートに感情をぶつけた晴。視聴者からは「ウソがつけない真っ直ぐな性格なんだね」「これだけのことを言えるって、よっぽど陸生が好きなんだな…」「今回は晴ちゃんの屈託のなさが一層輝いて見えたよ」といった声が続出している。

 晴の揺るぎない想いに、陸生はどのような反応を見せるのだろうか。

■アニメ「イエスタデイをうたって」
放送時間:毎週土曜 深夜1:30~
原作:冬目景
監督・シリーズ構成・脚本:藤原佳幸
脚本:田中仁
出演:小林親弘、宮本侑芽、花澤香菜、花江夏樹 ほか