幼稚園で裁判!? しんのすけの遅刻で法廷闘争が勃発/ アニメ「クレヨンしんちゃん」

アニメ

更新日:2020/4/17

『新クレヨンしんちゃん』9巻(臼井儀人&UYスタジオ/双葉社)

 2020年4月11日(土)に放送されたアニメ「クレヨンしんちゃん」では、幼稚園児同士による法廷闘争が勃発。ネネちゃんと風間くんの頭脳戦に、「幼稚園児とは思えない迫力だね」「ネネちゃん怖すぎでしょ…」といった声が続出している。

 2本目の「逆転しない裁判だゾ」が始まると、難しい顔で腕組みをするネネちゃんがアップに。風間くん、マサオくん、ボーちゃんといういつもの男子組はいるものの、しんのすけが遅刻しているせいでリアルおままごとが始められない。ようやくしんのすけがやってきたのは、みんなが帰らなければいけない5時ちょっと前。大事なリアルおままごとの機会が潰されたネネちゃんは激怒し、「訴えてやる!」と肩を怒らせながら帰っていった。

 後日、幼稚園で本当に裁判が開廷。裁判長の園長は、「原告のネネちゃんから、今回裁判になった理由を言ってください」とノリノリだ。立ち上がったネネちゃんはしんのすけのせいでリアルおままごとができなかったため、補償としていつもの4人に1週間続けてリアルおままごとで遊ぶことを要求する。

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 ネネちゃんの主張を聞いた弁護人・風間くんは、なんとか“リアルおままごとの刑”から逃れようとしんのすけを弁護。しかしネネちゃんがしんのすけ本人に遅れた事情を詳しく話すことを求めると、その理由が自分が散らかしたおもちゃの片づけだったと発覚する。さらに片づけが終わった後に寝てしまったという過失も明らかになり、ネネちゃんはさらにヒートアップ。その後も情状酌量を求めようと奮闘する風間くんだったが、なぜか「異議あり!」を連発するしんのすけに邪魔されて空回りに終わってしまう。

 全ての話を聞いた裁判長から下された判決は、“しんのすけが良い子”という理由で「無罪」。しかし「ネネちゃんの遊びができなかったのも事実」として、1週間みんなでネネちゃんの遊びにつき合うようにとも言い渡す。石のように固まった男子4人に、ネット上からは「風間くんたちの被害がとばっちりすぎて笑った」「風間くん頑張ったのにね…」といった声が続出。しんのすけも今回ばかりは、友達との約束はしっかり守るべきだと学んだに違いない。

■アニメ「クレヨンしんちゃん」
放送日時:毎週土曜 16:30~
原作:臼井儀人
監督:ムトウユージ
出演:小林由美子、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみ ほか