公開中の映画「Fukushima 50」が動画配信サイトに登場! すでに購入したムビチケも使用可能に

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公開日:2020/4/17

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ここ最近では多くの映画館が営業休止を余儀なくされている。この事態を受け、現在公開中の映画「Fukushima 50」が期間限定で有料ストリーミング配信されることになった。

© 2020『 Fukushima 50 』 製作委員会

 「Fukushima 50」は、ジャーナリスト・門田隆将が「福島第一原発事故」の関係者90人以上へ行った取材をもとに執筆した渾身のノンフィクション作品『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』を原作とした映画。かつて“東日本壊滅の危機”という国難に、命をかけて立ち向かった人々の物語が描かれている。

 激しい賛否両論を巻き起こしながら、公開から約1カ月が経過した同映画。しかし4月7日(火)に政府より発令された「緊急事態宣言」以降、多くの人から「見たくても見に行けない」といった声が上がっていたという。

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 そして今回、感染拡大防止の観点を踏まえ、作品を待つ人たちのために各動画配信サイトでの公開が決定。4月17日(金)より随時開始され、終了日は事態の収束をみて後日改めて決める予定となっている。

 「ニコニコ生放送」「Amazonプライム・ビデオ」をはじめ「U-NEXT」や「ビデオマーケット」など様々な動画配信サイトで視聴可能となっており、また「ミレール」ではすでに購入しているムビチケ前売券(オンライン・カード)やムビチケ当日券を使用して視聴することも可能だ。

 9年前の事故を風化させず、そしてこれからの時代をどう生きていくかをもう一度考えるため、この機会にぜひ「Fukushima 50」をチェックしてみてはいかがだろうか。

あらすじ
2011年3月11日午後2時46分。マグニチュード9.0、最大震度7という日本の観測史上最大の東日本大震災が発生した。太平洋から到達した想定外の大津波は福島第一原発(イチエフ)を襲う。内部に残り戦い続けたのは地元出身の作業員たち。外部と遮断されたイチエフ内では制御不能となった原発の暴走を止めるため、いまだ人類が経験したことのない世界初となる作戦が準備されていた。それは人の手でやるしかない命がけの作業。同じころ、官邸内では東日本壊滅のシミュレーションが行われていた。福島第一原発を放棄した場合、被害範囲は東京を含む半径250km。避難対象人口は約5,000万人。それは東日本壊滅を意味していた。避難所に残した家族を想いながら、作業員たちは戦いへと突き進む――。

■「Fukushima 50」配信情報
配信形式:デジタルレンタル配信(TVOD)
価格:1900円(税込)
配信期間:2020年4月17日(金)より随時開始、配信終了日は事態の収束をみて後日決定
配信サービス:ミレール(ムビチケ前売券[オンライン・カード]およびムビチケ当日券を使用しての視聴も可能)、ニコニコ生放送、Amazonプライム・ビデオ、U-NEXT、ビデオマーケット、ひかりTV、GYAO!ストア、楽天TV、クランクイン!ビデオ ほか(予定)
公式サイト:https://www.fukushima50.jp/

『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』(門田隆将/KADOKAWA)