『いぬまるだしっ』大石浩二のおすすめYouTuber、『金魚屋古書店』芳崎せいむによる在宅ワークの心がけ──人気マンガ家たちが語る「自宅での楽しみ方や注意点」

マンガ

公開日:2020/4/29

『金魚屋古書店』1巻(芳崎せいむ/小学館)

 社会に大きな混乱をもたらし、ますます猛威を振るっている新型コロナウイルス。外出自粛を求められるなか、「自宅でどんな風に過ごしたらいいのかわからない」と悩んでいる人も多いのではないだろうか。そこで今回の記事では、SNS上で「自宅での楽しみ方や注意点」を発信している有名マンガ家たちを紹介していこう。

 『ギャルと恐竜』の原作担当・森もり子は、2020年3月27日(金)に自身のTwitterを更新。「週末出かけられないあなたへ」と呼びかけつつ、Amazonプライムで見られるラブコメ映画として『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』を推薦していた。

 また『いぬまるだしっ』の作者・大石浩二はおすすめのYouTubeチャンネルとして、ゲーム音楽のジャズアレンジを数多く投稿している「Insaneintherainmusic」というアカウントを紹介。さらに大石が「みんなもオススメのYouTuber教えて!」と呼びかけると、リプライ欄はTwitterユーザーたちの投稿で大盛り上がり。お笑い芸人・江頭2:50の「エガちゃんねる」や独創的なショートアニメを投稿する「オシャレになりたい!ピーナッツくん」など、個性豊かなチャンネルの名前が挙げられていた。

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 4月8日(水)には、エッセイマンガ『カルト宗教信じてました。』の作者・たもさんが「休校が伸びたお子さんについイライラしてしまう親御さん」に向けて“テント”を買うことを推奨。たもさんによると、暇を持て余していた小学生の息子にテントを買い与えただけで「ここで食事をして朝まで過ごす」と言い出すほどハマってくれたそうだ。

 “子どもがいる親目線”でタメになるツイートは11万件以上の「いいね」を集め、「テントは大人も見るだけでワクワクするから、これは本当にいいと思う。秘密基地感がたまらない!」「いい思い出になると思います。お子さんがうらやましい!」といった反響が続出している。

 その一方、『金魚屋古書店』などの作品で知られるマンガ家・芳崎せいむは、30年にわたる在宅ワークの経験をもとにした“在宅の心がけ”を紹介。「換気と室温」「水分補給と排泄」「陽に当たる」「運動と休憩」の4項目に分けて、健康的にテレワークを行うためのポイントを解説していた。

 マンガ家はいわば在宅ワークの道を究めたプロフェッショナル。この機会にSNSを覗いて、有益な知識がないかチェックしてみるのもいいかもしれない。