「安室さんを気絶させるって相当でしょ」ラストの衝撃展開に大反響！／サンデー22・23合併号『名探偵コナン』

　2020年4月28日（火）に発売された『週刊少年サンデー』22・23合併号。『名探偵コナン』では安室透が昏倒させられる事態が発生し、「若狭先生怖すぎるんですけど」「ほんと若狭先生は何者なんだよ」と思わぬ人物に注目が集まった。

　鳩山牧場の地下室に監禁されているコナンや安室たち。自殺した兄の復讐を目論む鳩山海輔を止めるため、コナンは上階の灰原にセロハンテープ・油性マーカー・ライトつき腕時計を使ってブラックライトを作らせる。隕石のすり替えをおこなった詐欺師が室内で蛍光ペンを踏んだ可能性があり、メテオハンター3人の靴底にブラックライトを当てれば誰が詐欺師なのか判別できるという。

　鳩山の凶行を防ぐため、コナンから爆発物が仕掛けられた地点に向かうよう託された灰原。一方コナンは灰原と行動をともにする、若狭先生の存在が気がかりでならない。やがて灰原たちがメテオハンター3人を連れた鳩山と合流し、探偵バッジを通してコナンは鳩山に「警察の人がくる前にお兄さんをだました人が誰だか知りたくなーい？」と持ちかけた。

　ブラックライトの反応により詐欺師と判明したのは、髭面で変装していた南武。起爆を防ぐことにも成功し、コナンたちは無事地下室から解放されることになった。最後に安室が階段をあがってくると何者かが地下室に探偵バッジを放り、安室が目を凝らした隙に扉を閉めてしまう。暗闇の中不意をついて鋭い蹴りが安室の体をかすめ、“眼鏡をかけた長髪の人物”がいると気づいた瞬間一撃で気を失うことに…。

　しばらくして目を覚ました安室に、手がすべり地下室の扉が閉まってしまったと謝罪する若狭先生。安室は階段を踏み外して気絶したことになっていたが、読者にはシルエットから謎の人物が若狭先生であることは一目瞭然。最後のあおり文にも「RUM候補・若狭留美、恐るべし」とあり、ネット上には「若狭先生って安室さんより強いの？」「闇討ちとはいえ安室さんを気絶させるって相当でしょ」「若狭先生が敵か味方かわからん！」といった反応が相次いだ。

　疑惑が深まる若狭先生の“正体”。「RUM候補」の言葉が示す通り、黒の組織とつながりがあるのだろうか。