「木兎の“普通”はどちらかというと“最強”」ジャンプ23号『ハイキュー!!』カッコいい木兎光太郎にファン歓喜

マンガ

公開日:2020/5/13

『週刊少年ジャンプ』23号(集英社)

 2020年5月11日(月)に、『週刊少年ジャンプ』23号が発売。『ハイキュー!!』第392話では、“普通のエース”を自称する木兎光太郎の活躍に「めっちゃ盛り上げ上手だね!」「カッコいいのに面白いのが木兎さんらしい」と好評の声が相次いでいる。

 主人公・日向翔陽と同じMSBYブラックジャッカルに所属する木兎は、梟谷学園高校で活躍していた選手。元稲荷崎高校の宮侑は、初めてブラックジャッカルの練習場で彼と会った時に「俺のセットで決められへん時、“調子が悪い”って言い訳はせんといてな?」と声をかけていた。ところが木兎は侑の威圧感をスルーし、「ふっふっふ! 当然だ!」「俺は、ただのエースだからな」と自信たっぷりに宣言している。

 シュヴァイデンアドラーズとの試合では、侑のトスを受けた木兎が強烈なストレートボールをお見舞い。ボールはブロックをすり抜けてアドラーズ側のコートに着地するが、ギリギリのところでアウト判定となってしまった。心の中で「今日はストレート絶好調だったのになー」と凹んだ木兎は、絶好調だからこそアドラーズに警戒されていることを察知。直後にネットの端から対角線上にボールを叩き込む“クロス”で得点を稼ぐ。

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 木兎の活躍に沸いた観客たちは、両手の人差し指を向けて「ボクトビーム!!」とアピール。声援を受けた木兎も、全力の笑顔で同じポーズをしてみせた。さらにサーブを打つ際には、観客に手拍子を要求して会場を盛り上げる姿も。サービス精神旺盛な彼には、読者からも「こんな選手、応援したくなるに決まってる!」「私も会場でボクトビームしたい」「木兎くんが元気すぎてこっちまでテンション上がった」と歓喜の声が続出している。

 木兎が目指しているのは、どんなボールでも打ち切る“普通のエース”。これには「木兎の“普通”はどちらかというと“最強”」「常人にはちょっと理解できない世界だ…」といったツッコミも上がっているが、はたして彼はブラックジャッカルを勝利に導くことができるのだろうか。

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『ハイキュー!!』43巻(古舘春一/集英社)