堂々完結! ジャンプ24号『鬼滅の刃』最終話、「みんなの姿に涙が止まらない」と大反響

マンガ

更新日:2020/5/20

『週刊少年ジャンプ』24号(集英社)

 2020年5月18日(月)に発売された『週刊少年ジャンプ』24号。完結を迎えた『鬼滅の刃』第205話ではメインキャラの子孫や輪廻転生した姿が描かれ、読者から「みんなが元気にしていて涙が止まらない…」「縁はしっかり続いたんだね」と大反響が巻き起こった。

 舞台は現代の東京。ベッドでいびきをかく竈門炭彦に「学校遅刻するよ」と声をかけているのは、1つ上の竈門カナタだ。一方我妻家では善照が鬼退治の書物を涙ながらに読みふけっており、姉の燈子は呆れ顔。彼女は書物の内容を信じていなかったが、善照は「絶対みんな転生して幸せに生きてるんだ 平和のために鬼と戦って命を落とした人たちは」と主張する。

 言い争いを続けつつも善照と燈子は並んで学校へ向かい、その途中カナタと合流。燈子とカナタは相思相愛らしく、お互いに「可愛い」「カッコいい」と褒め合うことを忘れない。彼女は「今日学校午前だけだから定食屋さんで食べて帰る?」と誘ったが、対するカナタは「ちょっと行きづらいなあ」と戸惑いぎみ。以前善照が奥さんの胸ばかり見て、旦那さんから包丁を投げつけられたというのだ。

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 その頃ようやく自宅を出た炭彦は、建物の屋上や民家の庭先を走り抜けるなど学校へ急ぐためやりたい放題。すると背後から朝稽古に打ちこみすぎて遅れた桃寿郎も現れ、2人は警察官の制止も無視して街を駆け抜けて行く。

 やがて学校へ辿りつき、閉ざされた門をひらりと乗り越えた炭彦と桃寿郎。しかし竈門家には注意の電話がかかってきてしまい、炭彦の母親は「ご迷惑をおかけしまして……!!」と謝るハメに。そんな彼女の前には集合写真が飾られており、竈門炭治郎・禰豆子兄妹や鬼殺隊の面々が笑顔を浮かべているのだった──。

 炭彦たちの他にも鬼殺隊を彷彿とさせるキャラが相次いで登場し、ネット上には「みんな平和で最高の大団円だね」「桃寿郎くんが煉獄さんと瓜二つの顔してて泣ける」「定食屋さんの夫婦に転生した伊黒さんと甘露寺ちゃん、幸せそうでほんとよかった!」「これって、炭治郎とカナヲ、善逸と禰豆子が結ばれたってことでいいの!?」「錆兎と義勇と真菰が生まれ変わってまた友達に…泣いてしまう…」などの反応が溢れかえっている。

 本編は終了となったものの、今後は平野稜二によるスピンオフ短編『煉獄外伝』が始動。『鬼滅の刃』の世界はまだまだ終わらない。

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『鬼滅の刃 20』(吾峠呼世晴/集英社)