「杉元は鈍感すぎ!」アシリパの切ない思いに読者がやきもき/ヤングジャンプ25号 ゴールデンカムイ

マンガ

公開日:2020/5/27

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『週刊ヤングジャンプ』25号(集英社)

 2020年5月21日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』25号。『ゴールデンカムイ』第241話ではアシリパ(リは小文字)の切ない思いが描かれ、読者から「思わずキュンとした」「杉元は鈍感すぎ!」などの声が続出した。


 エゾヤマザクラの花が開いた森の中で、アシリパは樹木の特徴を杉元に解説している真っ最中。一方海賊は、「杉元はいつもアシリパちゃんから離れないな」と2人のことが気になるようすだ。また白石がなぜ杉元と行動をともにするのか疑問に感じていたが、本人に尋ねても「成り行きよ」と素っ気ない。

 アシリパの情報を聞き出そうとする海賊に対し、白石は答えをはぐらかすばかり。「俺だってそこまで信用されてるわけじゃねえよ」とつぶやく彼に、海賊は支笏湖に沈んでいたという金貨を見せて「その刻印… 俺たちの入れ墨に似てないか?」と問いかけた。

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 森の中の生き物について説明を続けるアシリパ。彼女には、暗号解読の鍵を教えなければ杉元は自分から離れないという思いがあった。そこで「お前はもし金塊を見つけられたらどうするんだ? 故郷に戻って好きだった人と暮らすのか?」と尋ねたが、直後に森の木々が突然倒れ始める──。

 アシリパが抱いた切ない思いに、ネット上では「杉元さん早く恋心に気づいてあげて!」「好きな人にずっとそばにいてほしいんだね」「アシリパがますます乙女になっていく…」といった声が。アシリパの問いかけに、杉元がどのように返答するつもりだったのか気になるところだ。

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『ゴールデンカムイ』21巻(野田サトル/集英社)