「ちょっと泣いちゃった」杉元・アシリパと絆を深めた白石に読者感動/ヤングジャンプ26号 ゴールデンカムイ

マンガ

更新日:2020/6/2

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『週刊ヤングジャンプ』26号(集英社)

 2020年5月28日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』26号。『ゴールデンカムイ』第242話では杉元とアシリパ(リは小文字)を必死に探す白石が描かれ、「ちょっと泣いちゃった」と読者は胸を打たれたようだ。


 倒れてきた木々に巻き込まれ、姿が見えなくなった杉元とアシリパ。慌てる白石に対し、海賊は「これが北海道の伐採方法さ」と冷静に説明する。何十本もの木に切りこみを入れ、風上の1本を倒せば辺り一面が将棋倒しになるらしい。一方杉元はアシリパに覆い被さったものの、彼女の額からは血が流れ出ていた。

 意識を失いそうになるアシリパに杉元が語り始めたのは、金塊を探す目的。命の恩人・寅次の妻であり目の病気を患う“梅ちゃん”のために、高額の治療費を必要としていたのだ。杉元は白石が自分たちを一生懸命探してくれていると信じており、暗号を解く鍵のことも彼に伝えていいのではないかという。

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 白石の尽力によって、ようやく木々の隙間から救助された杉元とアシリパ。海賊は2人の信頼を得た白石に促され、支笏湖で見つかった金貨をアシリパへ託すことに。金貨の十字模様がアイヌの文様に似ていると気づいた彼女は、「アイヌのためにやるべきことがようやくわかってきた」とつぶやくのだった──。

 ネット上では「白石が本当の仲間になれてよかった!」「友情でつながった感じがイイね」「白石の好感度が爆上がり」といった反応が続出。絆を深めた杉元たちが、これからどのような冒険を見せてくれるのか楽しみだ。

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『ゴールデンカムイ』21巻(野田サトル/集英社)