「突き放すことも“愛”なのか」“カタリーナの出生の秘密”に涙する視聴者続出/アニメ「アルテ」第10話

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更新日:2020/7/3

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(C)大久保圭/コアミックス,アルテ製作委員会

 2020年6月6日(土)放送のアニメ「アルテ」第10話では、カタリーナの過去が明らかに。視聴者から「カタリーナの話でまさか泣くとは思わなかった」などの反響が寄せられている。

 カタリーナは、ヴェネツィアの名門貴族・ファリエル家の令嬢。前話からアルテに少しずつ心を開いていくものの、なぜ彼女が頑なに心を閉ざしているのかは謎のまま。その理由には、養育地で世話になった乳母のボーナとその息子・ジモが大きく関係していた。

 同作の時代では、裕福な家の子どもは乳母に育てられるのが一般的。カタリーナは本当の家族のように2人から可愛がられるも、彼女が6つの時に突然ボーナが亡くなってしまう。

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 そのままジモにも会えないまま、ファリエル家に呼び戻されたカタリーナ。寂しさのあまりジモに手紙を出すが、返ってきた返事は“もうお前とは二度と会わない”。

 じつはボーナからも“私やジモはあなたの家族ではない”と言われていたため、“2人にとって私は全然家族じゃなかった”とカタリーナはすっかり塞ぎ込むように。しかし2人が彼女を突き放したのは、カタリーナに“ファリエル家の令嬢”として生きてほしかったため。アルテの計らいにより、2人の真意を知ったカタリーナはようやく前を向く決心をするのだった――。

 ネット上では「突き放すことも“愛”なのか」「カタリーナの生きる道が示される回。思わず涙腺が緩んだ」「カタリーナを家族と思っているからこその行動だったんだろうね」などの声が続出。ここからカタリーナはどのように変わっていくのだろうか…。

アニメ「アルテ」
放送時間:毎週土曜日22:00~(TOKYO MX)/その他放送各局による
原作:大久保圭
監督:浜名孝行
出演:小松未可子、小西克幸、鳥海浩輔 ほか
公式サイト:http://arte-anime.com/

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『アルテ』13巻(大久保圭/コアミックス)