高嶋、美元はなぜ失敗した? 結婚前に解決したい100のこと

恋愛・結婚

更新日:2012/6/28

 6月といえば、ジューンブライド。今月、入籍予定の人や、結婚式を控えている人も多いのでは?

advertisement

 「しかし、ワイドショーやスポーツ新聞を賑わせる高嶋政伸と美元の泥沼離婚裁判も見るまでもなく、離婚劇には必ずといっていいほど「付き合っているうちに、どうして異常な金銭感覚を察知しなかったの?」「交際期間中に、どうしてDVだと気付かなかったの?」という「どうして?」がつきまとう。政伸・美元の失敗を繰り返さないためにも、結婚をこれからする予定の人は今のうちに“価値観の整理”を行っておくのはどうだろうか。

 そこでオススメしたい本が『結婚までにふたりで解決しておきたい100の質問』。アメリカでベストセラーとなった“結婚セラピー”の本で、著者が結婚時にパートナーと交わした質問のほか、同僚や友人たちから集めた質問を項目別にまとめ、アドバイスを掲載したものだ。

 たとえば、「家」の項目では、インテリアの趣味についての質問、どの場所に家を持ちたいかの質問、収集魔か整理魔かを問う質問などが並ぶ。シビアなのはやはり「お金」の項目だろう。質問内容のなかには、ふたりの収入と家計費を現在から10年後までを想定して考えるもの、預貯金額の未来設定、投資先の検討など、かなり現実的だ。

 極めつきは「セックス」に関する質問。自分たちの性的関係は満足できるものかどうかを問うたり、欲望レベルが一致しないときの折り合いのつけ方の質問では、<毎晩? 1週に一度? 1カ月に一度? 1年に一度? もっと長期間に一度?>など内容への踏み込み方が細かすぎる部分もあり、ともすれば「ちょっと神経質すぎる人かも……」と逆に相手をドン引きさせる可能性も否めない。

 しかし、100問すべてをぶつけずとも、将来のビジョンについては互いに語っておいて損はないはず。ひとつでも多くの泥沼が消えることを祈るばかりだ。

(ダ・ヴィンチ電子ナビより)