「正真正銘のクズですね」ヤングジャンプ29号『ゴールデンカムイ』、網走脱獄囚人・上エ地圭二のヤバすぎる行動が話題

マンガ

公開日:2020/6/23

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『週刊ヤングジャンプ』29号(集英社)

 2020年6月18日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』29号。『ゴールデンカムイ』第244話では網走脱獄囚人・上エ地圭二の本性が露わになり、「性格悪いにもほどがある!」と読者を驚かせたようだ。

 娼婦連続殺人事件で揺れる札幌。虚無僧に扮していた都丹庵士は、「飴子買いな」という聞き覚えのある声に気づく。隣に並ぶ牛山辰馬には聞こえなかったようだが、都丹から“上エ地”の名前を聞いて「ああ~ あいつか あの悪魔」と漏らした。

 上エ地の標的となったのは、飼い犬のタローを探している少年。「さっきあっちで見たよ」と話す上エ地に誘われ、少年は裏路地についていってしまう。そこで彼が目にしたのは、首を切り取られたタローの死体だった。

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 表情を凍らせた少年に、「ほいッ」とタローの首を見せる上エ地。彼は“がっかりした人間の顔”が大好物という異常な性格の持ち主だが、少年の反応に満足できない。次の瞬間には少年の首を締め始め、「苦しい? もうやめようか」「死にたく無いよね お家に帰ろう… 嘘だよ」と1人話し続ける…。

 上エ地の歪んだ性格に読者はドン引きしたようす。ネット上には「無邪気なところが余計に怖いよ!」「ほんと不愉快なヤツだ…」「正真正銘のクズですね」といった反応が相次いだ。

 少年を手にかけた上エ地だったが、背後から牛山と都丹が登場。犯行現場を目撃して「そんじゃあ背骨が折れた時の顔を見せてもらおうか」と憤る牛山に対し、上エ地はどのような行動に出るのだろうか。

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『ゴールデンカムイ』22巻(野田サトル/集英社)