先行き不安な世の中を生き抜くための“お金”がわかる本
更新日:2013/8/2
夏のボーナス、何に使うかもう決めてるラコ?
でも、経済危機やら原発問題やら年金問題やら、問題山積みで先行き不安な今日この頃。
そこで、老後の心配をしないですむよう、デフレ時代に有効な資産運用方法、貯蓄方法などが分かる本を紹介するラコよ!
- 1位
- お金に関する知識だけでなく人生の哲学も学べる投資の入門書
- 著者名:沢上篤人
- 発売元 : 朝日新聞出版
- 価格:1,365円
「貯金ゼロから始める軽やかな生き方」とのサブタイトルどおり、貯蓄のない若者向けに、これからどうお金と付き合ってっていったらいいのかを、長期投資で有名なファンドマネージャーの澤上篤人さんが解説。お金と将来のことだけでなく、仕事や暮らしのこと、経済や社会のことをやさしく説明してくれる。今、お金がなくて貯蓄や投資なんてと感じている人が、明るい希望をもつことができる1冊。
- 2位
- 投資で失敗した方へ、なぜ判断を誤るのかを行動経済学で解説
- 著者名:ゲーリー・ベルスキー
- 発売元 : 日本経済新聞出版社
- 価格:1,944円
株は底値で買って、高値で売ればだれだってもうかるはず。それをできないのはなぜかを行動経済学で説明、解説している本です。もらったお金と仕事で稼いだお金の違いなどについて理解する「心の会計」、名目と実質がわからない「数字オンチ」、自分のプライドがおこす「自尊心の落とし穴」など、人が陥りやすい投資行動について学べます。
- 3位
- 日本は将来、円安になると何がおこるのか?
- 著者名:藤巻健史
- 発売元 : 幻冬舎
- 価格:925円
国の借金が増えていて製造業が国外に生産移転し日本の国力が弱っているのに、円高が進むのはおかしいと感じている方は多いのではないでしょうか? 本書では、円が暴落し、ハイパーインフレになる可能性を指摘しています。もちろん、そうならないように政府、日銀は努力するでしょうが、万一ハイパーインフレがおきたとき、個人はどう資産防衛をしたらいいのか、その先はどうなるのかを勉強しましょう。
- 4位
- ドルはこれからも弱い! 1ドル50円時代に!
- 著者名:浜矩子
- 発売元 : PHP研究所
- 価格:730円
米国経済の弱体化によりドルはますます弱くなり、ギリシャ危機が落ち着いてもスペインやイタリアなどに危機が波及しユーロ危機は続く見通しで、ユーロは将来分裂、日本は債権大国で円高は続くというストーリーが本書です。資産運用に関して為替の見通しは大変重要なポイントですが、藤巻さんの本とは考え方が違うように、専門家でもこれほど経済の先行きの見通しに差があります。ぜひ、両方を読み比べて考えてみましょう。
- 5位
- 米国億万長者に学ぶお金持ちになる方法
- 著者名:トマス・J.スタンリー
- 発売元 : イースト・プレス
- 価格:1,566円
米国で億万長者に対してリサーチをした結果をまとめた1冊です。「収入を下回る支出で生活すること」など億万長者になるための7つの秘訣と、「誰に対しても正直で誠実であること」など億万長者が大事に守る「5つのルール」にまとめていて、億万長者の実態に迫ります。お金持ちになるには、お金持ちの友人を持つことからと昔から言われていますが、まずはこの本を読むところからはじめましょう。
お金を考えるということは、自分の将来を考えることラコね。難しい時代ではあるけれど、明るくポジティブに考えたいよね。次はちょっと難しいけど、株やマクロ経済をやさしく書いた本も読んでみたいラコよ!