「四畳半タイムマシンブルース」森見登美彦氏講演付き！ オンライン読書会が開催

　株式会社KADOKAWAが運営する読書会コミュニティ「ブックラブ」は、8月29日（土）に会員と一般参加者に向け、オンライン読書会を開催する。

　同サービスでは6月のサービス開始以降、読書会を開催。参加者1人ずつが各々の推し本をプレゼンし合う形式であったり、課題図書を設け著者のセミナーののち参加者同士の交流をはかる形式であったりと、さまざまな内容で読書会を開催してきた。

　次回の読書会では、『四畳半神話大系』から16年の時を経ての新作とあり、発売告知以降、爆発的な話題を呼んでいるという『四畳半タイムマシンブルース』を課題図書に、著者の森見登美彦氏を招いて読書会を開催する。

　会では、同じ本を読んだ人がその本の感想を語り合う場として、堅苦しいものではなく、感じたことをありのままに伝える形で交流をはかっているという。運営によれば、「自分以外の価値観に触れることで、新しい発見が得られたり、本の内容をより吸収できたりすると好評」とのこと。

　開催はオンライン限定。参加者は自身のPCやスマートフォンを使って参加する。

　今回の読書会は森見氏の講演や質疑応答付きで、『四畳半タイムマシンブルース』をより楽しめるように、というコンセプト。プログラムは以下となる。

(1)著者・森見氏によるトークセッション
　本書にまつわる裏話を“たっぷり語る”時間。森見氏が執筆するにあたり苦労したところ、小説を書く上で大事だと思うポイント、四畳半のキャラクターへの想いなど、ここでしか聞けない話を聞いていく。

(2)参加者による読書会
　本を読んで印象に残ったポイントをグループの参加者同士でシェア。自分の意見や感想を話すことで、本の内容がより深く残るだけでなく、他参加者の価値観に触れて刺激を得られる時間にしたい、とのこと。感想を聞きに森見氏も各グループに登場する予定だという（時間内に回れる範囲内にて）。

(3)森見氏への質疑応答タイム
　事前に募集した質問を事務局で抽選の上、森見氏が応答。質問は申込みの際に送る形式。

＜課題本＞
『四畳半タイムマシンブルース』（森見 登美彦：著、上田 誠：企画・原案/KADOKAWA）