ヒロインの“圧”が強すぎる!? 漫画家・池ジュン子が同日リリースした2作品の内容は?

マンガ

公開日:2020/8/21

末永くよろしくお願いします
『末永くよろしくお願いします』1巻(池ジュン子/白泉社)

 漫画家・池ジュン子の単行本2作品が、2020年8月5日(水)に同日発売された。どちらもファン納得の内容だったようで、ネット上では絶賛の声が寄せられていた。

 まずはいわゆる“連載モノ”の『末永くよろしくお願いします』第1巻。ツンデレ書道家と残念美少女の奇妙な同棲を描いた物語で、父を亡くした少女・鷹司輝が主人公となっている。そんな彼女の保護者として迎えてくれたのが、年上の書道家・葛霧清水。一見冷たい性格の清水だが、何かと輝のことを気にかけてくれるという“ツンデレ”な年上男性キャラだ。

 同作ではそんな清水に惹かれた輝が、「清水のお嫁さん」を目指すことに。一風変わった関係性のラブストーリー(?)に、読者からは「まるで“俺様系男子”みたいな女の子が、ツンデレヒロインのお兄さんを口説いてて面白い!」「見た目は清楚系美少女の主人公なのに、中身はめっちゃ肉食で格好いい」「2人の台詞の応酬をずっと見ていたい作品」「自分の性癖にぶっ刺さりすぎ」「輝さんの“圧”がすごい」といった声が上がっていた。

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現代魔法使いのお気に入り
『現代魔法使いのお気に入り』(池ジュン子/白泉社)

 そして今回発売されたもう一つの作品は『現代魔法使いのお気に入り』(白泉社)。こちらはファンタジーな世界観の物語を収めた“読切集”で、「となりの雪女ちゃん」「盗賊と宝石少女」などが収録されている。

 ちなみに池ジュン子が読切集を出すのは、同作品が初めて。『末永くよろしくお願いします』とは全く違った切り口の作品だが、「絵も物語も好きすぎる!」「単行本になるのずっと待ってた」「個人的には魔法使いのお話が一番好きだな」「シンプルに絵がいい。ずっと見てたい」と好評のようだ。

 『BEAR BEAR』や『水玉ハニーボーイ』『オネエ男子、はじめます。』など、数々の人気作を世に生み出してきた池ジュン子。今後はどのような物語で、ファンを楽しませてくれるのだろうか。興味のある人は、ぜひ新発売された2冊を手に取ってみてほしい。