「公共インフラのありがたさを改めて知れる神回」風刺めいた“のび太ジュース水道局”の末路に反響続出!/アニメ「ドラえもん」

マンガ

公開日:2020/8/22

ドラえもん
『ドラえもん』1巻(藤子・F・不二雄/小学館)

 2020年8月15日(土)のアニメ「ドラえもん」では、1本目のエピソードとして「水道ジュース変換アダプター」を放送。その風刺めいた内容に、視聴者から「今日のドラえもん、風刺が効きすぎてるwww」「公共インフラのありがたさを改めて知れる神回」といった反響が相次いでいる。

 事の発端は、のび太の“ある思いつき”。ドラえもんの秘密道具「水道ジュース変換アダプター」と「亜空間パイプ」を利用して、“のび太ジュース水道局”を運営したことが始まりだった。

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 水道ジュース変換アダプターとは文字通り、蛇口に取りつけるだけでジュースが出てくる道具。一方亜空間パイプはどこにでも設置できる水道管で、のび太ジュース水道局ではたった300円でジュースの出る蛇口を取りつけてくれるという。

 もちろんはじめは大盛況。水道局には長蛇の列ができ、依頼が続々と舞い込んでくる。だが客足が増えるにつれて、水道の水圧が足りなくなるように。修理を終えても“味を変えろ”“ジュースが出てこない”など次から次へとクレームが入り、しまいには配管内の圧力が上がりすぎて水漏れの危険性まで出てきてしまう。

 ついに対処しきれなくなった2人はサービス終了を発表するも、利用者からは「簡単にやめていいのか!?」「子どもたちのライフラインだぞ!」と非難の嵐が。これにはネット上も「ものすごい社会風刺を感じる」「水道管の維持って大変なんだな」「現代の縮図みたいな話でワロタ」などコメントが殺到した。

 どうやら『ドラえもん』の世界も、夢のある話ばかりではないらしい。

アニメ「ドラえもん」
原作:藤子・F・不二雄
脚本・制作協力:藤子プロ
出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一 ほか
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/doraemon/