“悪い人”ではないんだけど…こんな上司に当たると病んでしまうワースト5

ビジネス

公開日:2020/9/4

“悪い人”ではないけれど...こんな上司に当たると病んでしまうワースト5

 サラリーマンにとって、上司や先輩を自分で選ぶのは難しいもの。中には人間関係をこじらせてしまい、悩みを抱えてしまう人もいるかもしれません。Twitterで話題を集めていたのは、「こんな上司や先輩に当たると病む」というテーマでした。

やっかいな「悪い人ではない」という枕詞

 キャリアコンサルタントを自称するユーザーから投稿されたのは、「どんな上司や先輩に当たったら病むかは人それぞれだけど、トップ5はこれ」というツイート。挙げられたのは「人格否定してくる」「我流を押しつけてくる」「否定批判から入る」「人の気持ちを推し量れない」「予め用意した正答に導きたがる」の5点で、ポイントは全ての枕詞に「決して悪い人ではない」がつく所だそう。

 このツイートには、ネット上で共感の声が相次ぐことに。「すごく心当たりがあります。『悪い人ではない』をつけてしまうと、つい許す気になって自分がどんどん落ち込むんだよね」「いっそ悪い人でいてくれたらスッキリもするけど、普段はいい人なんだよな……」といった声が上げられています。

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 実際に「病んでしまった経験」のある人からは、「こういう上司や先輩に出くわしたら『悪い人ではない』ではなくて、『いい人ではない』と脳内変換をした方がいい」とのコメントが。「あまり自分で背負いこみ過ぎないでね」と、実体験からのアドバイスを送っていました。

 一時盛り上がりを見せたこのトピックですが、中には冷静な意見も。「5点とも、どういう場面で出くわしたかによるよね。ネガティブにとらえはじめると止まらなくなるから要注意」「『悪い人ではない』って自覚できてるなら、仕事上厳しい上司なだけかもよ?」といった主張も登場しています。

「上司を尊敬している」割合は約3割

 転職支援サービスを展開する株式会社ワークポートは、全国の転職希望者とSNS利用者を対象に「上司との関係」についてアンケート調査を実施。働く人々の「ホンネ」が明らかとなっています。

 まず「現在の上司は尊敬できる人か」と尋ねると、「はい」の回答が30.2%。「いいえ」の割合が69.8%となり、理由としては「話を聞いてくれない」「自分の保身しか考えない」「気分によって態度がコロコロ変わる」などが挙げられていました。

 また尊敬できない上司の特徴に関しては、「部下の意見を聞かない」「感情的」「自己中心的」といった回答が。

 一方、尊敬できる上司像として挙げられたのは、「傾聴・共感の姿勢で話を聞き、的確で具体的なアドバイスをくれる」「守ってあげられるところは、全面的に守ると言ってくれる」「自分のミスを感情的にならず、冷静に注意し成長を促してくれる」などの意見でした。

 また自由回答では、「『手柄は他人に、失敗は自分が』と言う上司が尊敬できる」との声も。上司と部下では立場や責任が異なるもの。お互いの立場を理解し合うことが、まずは大切なのかもしれませんね。

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