天候を操る姫と少年王の“歳の差”恋愛ファンタジー『それでも世界は美しい』が完結!「最高のエンディングでした!」と絶賛の声

マンガ

公開日:2020/9/10

それでも世界は美しい
『それでも世界は美しい』25巻 描き下ろし後日談マンガ&資料集つき特装版(椎名橙/白泉社)

 椎名橙が手がける人気少女マンガ『それでも世界は美しい』の最終巻が、2020年8月20日(木)に発売された。25巻にわたって描かれてきた物語のクライマックスに、ネット上では「ついに完結…! 最終巻発売おめでとうございます!」「本当に素敵な作品でした。この作品に出会えたこと、うれしく思います」「最高のエンディングでした! 初めて好きになったマンガなのですごく感慨深いです」といった声が続出している。

 同作の主人公は天候を操り、雨を降らせる力をもつ「雨の公国」の第四公女・ニケ。彼女は国のために嫌々ながら、世界を統べる「晴れの大国」の太陽王・リヴィウスのもとに嫁ぐことに。はじめは対立していた2人だったが、お互いを知るうちに心の底から惹かれあっていく。

 即位して3年で世界を征服した無慈悲な王でありながら、リヴィウスは幼い少年。ニケとリヴィウスによって繰り広げられる“歳の差”の恋模様が、作品の大きな見どころだ。コミックスは累計300万部を超えるほどのヒットを記録し、2014年にはテレビアニメ化も果たしている。

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 最終巻となる25巻では、ニケと引き換えに崩壊寸前の世界が再生される展開に。最愛のニケとの別れに絶望したリヴィウスだったが、2人の運命はまだ終わってはいなかった──。ドラマチックなストーリーに、読者からは「大団円と呼ぶのにふさわしい、満足感あふれる幸せな物語でした。素敵なお話をありがとうございます」「最後のリビとニケのシーンに感動。電車内でちょっと泣いてしまった」「個人的には最高の終わり方でした。リビニケの二人が大好きなので、にやにやしちゃう」と絶賛の声が続出している。

 通常版コミックスと同日には、描き下ろし後日談マンガと資料集がついた特装版も発売された。特装版では本編で描かれなかったラブラブな“リビニケ”マンガに加えて、設定資料集や裏設定、原稿制作過程などの資料も初公開。さらに電子書籍限定で、雑誌などに掲載されたイラストを100点以上収録したカラー画集付き特装版も刊行された。

 壮大なスケールで描かれるラブストーリーが、一体どんな結末を迎えるのか。コミックスを手に入れて、ぜひ自分の目で確かめてみてほしい。