「まるで人間とAIの将来像みたい」物語終盤で見せた“急なホラー展開”に視聴者震撼/アニメ「ドラえもん」

マンガ

公開日:2020/8/29

ドラえもん
『ドラえもん』1巻(藤子・F・不二雄/小学館)

 2020年8月22日(土)のアニメ「ドラえもん」では、1本目のエピソードとして「手足につけるミニ頭」を放送。物語終盤で見せた“急なホラー展開”に対し、「思わず鳥肌が立った」などの反響が相次いでいる。

 事の発端は、ドラえもんの秘密道具「ミニ頭」。バンドに顔がついたような道具で、手足につけて命令するとその通りに動いてくれるという。

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 さっそく道具の効力を試し、味をしめるのび太。左手だけでは飽き足らず、右手、両足にもミニ頭をつけて、面倒なことを全て手足に押しつけていく。しかしミニ頭は“脳みそ”を少ししか入れていないため、あまり頭が良くない。ドラえもん曰く「手足なんてあんまり頭が良くなると困ったことになるだけだから」とのことだが、宿題を片づけたいのび太は脳みそを追加するよう頼み込んだ。この行為がのちにとんでもない事態を招くとも知らずに――。

 おかげで宿題があっという間に片づくものの、ノートのラストには“これで最後だ”と殴り書いたような文字が。一方のび太の腕には、不気味な笑みを浮かべるミニ頭の姿があった。

 翌朝のび太は再び手足に宿題を命じるが、いくら頼んでも全く反応がない。すると「やってられるか」「警告したはずだ」とミニ頭が突如喋り出し、のび太の意志とは関係なく勝手に動き始めるように。意志を持ったミニ頭が暴走する急展開には、ネット上でも「急なホラー展開でビビった…」「まるで人間とAIの将来像みたい」と反響が続出した。

 “手足なんてあんまり頭が良くなると困ったことになるだけ”。まさにその通りである。

アニメ「ドラえもん」
原作:藤子・F・不二雄
脚本・制作協力:藤子プロ
出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一 ほか
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/doraemon/