「お母さんの気持ちが痛いほどわかる」アニメ「ちびまる子ちゃん」、まる子の絵日記を見た母・すみれの心情が泣ける…

マンガ

公開日:2020/9/6

ちびまる子ちゃん
『ちびまる子ちゃん』17巻(さくらももこ/集英社)

 2020年8月30日(日)のアニメ「ちびまる子ちゃん」では、「夏休みのお母さん」の巻を放送。物語のラストで見せた母・すみれの“ある決意”に対し、視聴者は「親視点で見るとわかりみしかない」と感銘を受けているようだ。

 子どもは夏休みといえど、料理に洗濯、買い物など昼間から大忙しのすみれ。一方まる子は手伝いもせず、せっかく作ってくれたお昼ご飯にケチをつけるばかり。しかも無理やりすみれの買い物について来たかと思えば、帰り際に「冷たいものがほしいよ、おやつが食べたいよ~!」と駄々をこね始める始末だ。

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 結局2人は甘味処へ立ち寄り、いちごかき氷と宇治金時かき氷を堪能するまる子。ここまで聞くとただまる子が憎たらしいだけの回に見えるものの、物語終盤で話は一変する。

 その夜、すみれはひょんなことからまる子の“絵日記”を発見。日記には「生まれてはじめてうじきんときのかき氷をたべました」と綴られており、すみれは「生まれてはじめて… そっか、まる子まだ9歳だもんね」「まだそんなもんか」とまる子に優しいまなざしを向けた。

 最後は“まだ数えるほどの夏しか過ごしていないまる子たちに、たくさんのはじめてを経験させてあげたいと思うお母さんなのであった”というナレーションとともに、幕を下ろした今回のエピソード。ネット上には「最初は憎たらしかったけど、途端にまる子が愛しくなった」「同じ年の娘がいる今、お母さんの気持ちが痛いほどわかる」といったコメントが。

 どんなに我が儘を言われようと、娘を愛しく思うすみれ。まさに母の愛は偉大だ。

アニメ「ちびまる子ちゃん」
放送時間:毎週日曜 18:00~
原作:さくらももこ
出演:TARAKO、屋良有作、一龍斎貞友、島田敏、佐々木優子、豊嶋真千子 ほか
公式サイト:http://chibimaru.tv/