CLAMP初期の名作『東京BABYLON』が30年の時を経てアニメ化決定! ティザービジュアル&第1弾PVも公開

アニメ

公開日:2020/10/29

東京BABYLON
©CLAMP・ST/TOKYO BABYLON 2021 PROJECT

 『カードキャプターさくら』や『XXXHOLiC』などのヒット作を生み出し、世界中で熱狂的な支持を得ている漫画家集団・CLAMP。そんなCLAMPの初期作品『東京BABYLON』が、30年の時を経てファン待望のTVアニメ化を果たすことが明らかになった。

 『東京BABYLON』は新書館の『サウス』、『月刊ウィングス』にて1990年から1993年にかけて連載され、CLAMP初期の傑作と称されることもあるマンガ。今回のアニメ化では「東京BABYLON 2021」とタイトルが変更され、2021年の東京を舞台とした物語が繰り広げられていく。

 主人公は生まれながらに高い霊力を持ち、永きにわたって日本を霊的に守ってきた皇家の第13代当主・皇昴流(すめらぎ・すばる)。昴流は陰陽師の修行の一環として、双子の姉・北都(ほくと)と共に東京で起きるさまざまな霊的事件を解決する依頼を引き受けていた。そんなある日、昴流は桜が舞い散る東京タワーの麓で獣医師・桜塚星史郎(さくらづか・せいしろう)と出会うことに。星史郎は霊的事件を解決する昴流の仕事を見守り、時に手助けするようになる。昴流たちは事件を通じて少しずつ交流を深めていくが、それは残酷な運命の始まりでもあった……。

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 陰陽師としてさまざまな霊的事件を解決する昴流や謎多き人物・星史郎など、魅力的なキャラクターたちの紡ぐ人間模様が同作の魅力。さらに世相を映した社会派ドラマとしての一面もあり、現代の東京を舞台に一体どんなストーリーが展開されるのか大きな注目が集まっているようだ。

 TVアニメ化の発表と共に公開されたティザービジュアルは、陰陽師装束に身を包んだ昴流が東京の夜景をバックに華麗に舞っている構図に。さらに第1弾PVも公開され、早くもアニメ映像の一部を垣間見ることができる。

 アニメーション制作を担当するのは、「K」シリーズなどのオリジナルアニメでも高い評価を得ているGoHands。劇場版「マルドゥック・スクランブル」シリーズを始めとした美しく繊細な映像を手掛けてきたアニメ制作会社だけに、映像の完成度には期待せざるを得ない。

 CLAMPの伝説的作品がいかにして現代に蘇るのか。今後公開されるキャストやスタッフ陣の情報も要チェックだ!

■TVアニメ「東京BABYLON 2021」
原作:CLAMP『東京BABYLON』
アニメーション制作:GoHands
公式サイト:https://tokyobabylon2021.jp/