英語のネイティブ発音が笑われる現象を改めないと日本はヤバい

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公開日:2020/11/12

英語のネイティブ発音が笑われる現象を改めないと日本はヤバい

 来年は延期された東京五輪・パラ五輪の開催を控え、今後もよりグローバルなスキルが必要になっていきそうです。しかし日本では英語を喋れない人が多数。その理由は「発音」が軽視される風潮にあるのかもしれません。

「th」でクラスメイトから嘲笑される悲劇

「th」や「v」、「r」、「l」などが一般的ですが、英語には英語ならではの発音があります。しかしいざ綺麗な発音を披露すると、何故か「気取ってる」などと笑われがち。学生時代に「th」をしっかり発音して、クラスメイトから嘲笑されてしまったという人も少なくありません。

 そんな中ネット上では、「『発音の良い英語=面白いもの』になっちゃってる」と指摘する人が。テレビで芸人が帰国子女のネイティブ発音にツッコミを入れる場面をみかけ、このようなやり取りが「発音の良い英語=面白いもの」というイメージを植えつけていると主張していました。

 これに他のネットユーザーからは、「あえて『発音の悪い英語』を練習して角が立たないようにしてる帰国子女がいた」「確かに自分が通っていた中学でも、発音のいい子がクラスでイジられてたな」「『あっぽー』とか恥ずかしくて言いづらかったから、ずっと『アップル』って言ってきた」といった経験談が。綺麗な発音が非難される「悪習」に、「頑張ってる人が笑われるんだから、そりゃ英語が喋れるようにはならないよな」「ネイティブ発音をしたら賞賛される空気を作らないと、教育だけではどうにもならない」と苦言を呈する人も多いようです。

頑張り過ぎて笑われるのは英語だけじゃない?

 また中には「そもそも日本には『出る杭』を打たなきゃ気が済まない人が多すぎる」との意見も。頑張った人が損をするのは英語の発音に限らないようで、「テストで高得点を取ったら気を遣うのと同じ現象」「そもそも日本人ってインテリが嫌いだよね」「『勉強』自体があまり周りから評価されない。テスト前とか勉強してても絶対『してないよ~』って言うし」といった声が寄せられていました。

 特に最近ネット上で注目を集めたのは、「意識高い系」についての書き込み。「意識高い系って馬鹿にされがちだけど、何もしてない人よりは全然マシなのでは?」という提言に、共感の声が寄せられています。確かに意識高い系は「努力をひけらかしているだけ」「自分に酔ってる」などと批判されてきましたが、行動をしているのは事実。誰にも迷惑をかけていないのであれば、嘲笑や批判にさらされる必要はありません。

 特に新しく何かを始める人は、「形から入る」のも1つの手段。頑張っていることが正当に評価される風潮になっていくと良いですね。

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