勉強ができる子とできない子の違いは仕事にも当てはまる?

ビジネス

公開日:2020/11/25

勉強ができる子とできない子の違いは仕事にも当てはまる

「勉強ができる子」と「できない子」には、どのような違いがあるのでしょうか。SNSでは両者の違いについて、気になる話題が投稿されていました。ひょっとしたら仕事などにも応用できるかもしれません。

勉強が苦手な子は「答え」を聞きがち?

 注目を集めた投稿では、「勉強ができる子」と「勉強が苦手な子」の思考プロセスを比較。まず勉強ができる子は、わからない算数の問題があった場合「最初にどう計算するべきか」から考えるそうです。そして最初のやり方が分かったら、次の手順を思考。これを繰り返して「答え」にたどりつくのが「勉強ができる子」の特徴だと言います。

 割と当たり前なプロセスのようにも思えますが、「勉強が苦手な子」はいきなり答えから考えてしまうとのこと。例えば先生に正解が間違っていると指摘されても、「じゃあ3?」「わかった! 5だ!」と答えを質問するばかり。確かにこれでは仮に正解していたとしても、「計算方法がわかった」とはとても言えません。

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 つまり何らかのエラーに対して、「過程」を見直せるかどうかが勉強の得意不得意に関わってくるのだそう。この意見にSNSなどでは、「確かに自分も答えばっかり質問する子どもだった!」「過程をすっ飛ばしちゃうのは勉強ができない子あるある」「塾でバイトしてたけど、これはかなり当てはまってると思う」と共感の声が相次いでいました。

順序立てて問題を解決するには?

 またこの「勉強ができる子」と「勉強が苦手な子」に関する考え方を、勉強以外に当てはめる人も。「『結果がすべて』ってよく言われるけど、仕事とかでも過程に目がいかないと間違い続けるよね」「新しい仕事をメモする時も、しっかり順序立てて理解するのが大事。それぞれの工程にはちゃんと意味がある」「帳尻合わせばっかやってると仕事をできなくなる理由がこれ。『最終的に形になってればいい』は大体失敗する」との意見が寄せられています。

 しかし一方で、「順序立てて質問して解決するのは意外と難しい」との指摘も。確かに勉強もそうですが、理解できていない人は「どこがわからないかもわからない」という人も少なくありません。そのため「まずはどこにエラーが発生しているかを探るのが大事」「仕事も勉強も『どうやって問題を解決するか』より、『どこに問題があるのか』を先に突き止めないとダメだよね」といった考え方も。間違いの原因を探し出し、しっかり言語化して質問できるとベストですね。

「最近なかなか結果を出せない」と悩んでいる人は、一度冷静になって「過程」を見直してみてはいかがでしょうか。