スマホ投資サービス戦国時代に突入!? LINE証券の評判はいかに

ビジネス

公開日:2020/12/1

スマホ投資サービス戦国時代に突入!? LINE証券の評判はいかに

 近年注目を集めている「スマホ証券」。スマートフォンを使って簡単に投資ができると注目を集めており、続々と企業が参入しているようです。しかし実際のところ、スマホ証券はどのように使われているのでしょうか。

「LINE証券」ってどんな感じ?

 2019年8月20日には、「LINE」と「野村ホールディングス」がタッグを組んで「LINE証券」をスタート。新しい形の投資サービスとして、発足から早くも話題を呼びました。同サービスの特徴は、なんといってもとっつきやすさ。1株単位で買える日本の有名会社100社などが揃っており、少額での投資が可能となっています。

 また口座開設や取引は、専用のアプリをダウンロードする必要もなく「LINE」で完結。操作方法もシンプルで、銘柄選びから購入までわずか数タップで行えるそうです。平日は21時まで取引が可能なので、仕事帰りの時間帯でも利用可能。以前から株取引をしていた経験者層よりも、初心者の若いビジネスパーソンをターゲットにしているのかもしれません。

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 早速使ってみたユーザーからは、「口座開設してみたけど、簡単な操作だけで開設できた」「『手軽さ』という点ではかなり評価できる」といった声が。一方で「使ってみたけど、『LINE』で取引するメリットがよくわからなかった。もっとコミュニケーションツールとしての強みをいかしてほしい」といった厳しい声も寄せられていました。

「Tポイント」を利用できるスマホ証券も!?

「スマホ証券」には、「LINE証券」以外にも様々な種類のものが。パイオニア的な存在として知られているのは「株式会社One Tap BUY」の「One Tap BUY」で、同サービスは2016年にリリースされました。こちらもスマートフォン上で取引ができるアプリとなっており、やはり前面に押し出されているのは「手軽さ」。1000円からの株取引が可能で、「ビギナー向け」とされています。

「株式会社SBIネオモバイル証券」が提供するスマホ証券「ネオモバ」は、「Tポイントで株取引ができる」という尖ったサービスをアピールポイントに。1ポイントが1円相当と換算され、国内の株式を購入できるそうです。意外と利用者は多く、「余ったTポイントの使い道としてかなり有用」との声が。他のスマホ証券には無い需要で、人々の支持を集めてきました。

 各社とも独自の強みを持ったスマホ証券を世に出しており、「スマホ証券戦国時代」に突入している模様。新しく参入した「LINE証券」は、どこまでユーザーを拡大していくのでしょうか。