女優・上白石萌音の“ありのまま”が詰まったエッセイ集! デビュー10周年、これまでメディアで明かしてこなかった胸の内とは……

文芸・カルチャー

更新日:2020/12/28

©山本あゆみ

 大ヒット映画『君の名は。』の宮水三葉役をはじめ、俳優・歌手・ナレーターとして目覚ましい活躍を続けている上白石萌音。そんな彼女のありのままの魅力が詰まったエッセイ集が、2021年9月にNHK出版より発売されることが明らかとなった。

 上白石は2年連続でTBS火曜ドラマの主演に抜擢された他、「Yahoo!検索大賞 2020」女優部門賞の受賞や「2020年今年の顔」への選出など、今年も華々しい活躍を繰り広げてきた。来年にはデビュー10周年を迎えるが、著書を刊行するのは初めての試みだ。

©山本あゆみ

 エッセイは全篇書き下ろしとなり、上白石の活字や本への愛情や人柄を感じ取れる珠玉の文章が綴られる。思い出深い出来事、家族や友人などへの思いを、等身大の22歳としてまっすぐに告白。これまで自身のブログやSNS、メディアでの取材などでは明かされることのなかった気持ちに触れられるだろう。

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 エッセイに加えて、本人が撮影した景色や人物のスナップも盛りだくさん。もちろん写真は、全点初公開となる。さらに故郷・鹿児島での家族との対話や、思い出の場所をめぐっていく小旅行レポートなども収録されているため、上白石の人となりをより身近に感じられるはず。多彩な文章と豊富な写真によって、あらゆる角度から「ありのままの“上白石萌音”」が描き出されていく。

 また同書の刊行にあたって、上白石本人によるコメントも到着している。

私の活字、文章への愛をたくさんつめられるような本になればいいなと思いながら、ただいまエッセイを絶賛書き下ろし中です。私の故郷・鹿児島を訪ねて家族と話したり、思い出の場所をめぐったりといったページも掲載予定なので、楽しみにお待ちいただけるとうれしいです上白石萌音

 本人しか知らない過去を振り返りながら、現在の足もとを見つめ直していくエッセイ集。今まで上白石の活躍を追いかけてきたファンはもちろん、彼女の魅力を知りたい人にとっても必読の内容と言える。書名や仕様などは順次Webサイトなどで発表されていく予定なので、今後の展開を楽しみに待っていよう。