『サザエさん』空前の“お風呂回”に反響!「かなりの衝撃を受けた」

アニメ

公開日:2021/1/3

サザエさん
『サザエさん』14巻(長谷川町子/朝日新聞出版)

 2020年最後の放送となった12月27日放送の『サザエさん』は、一年の疲れも癒されそうな“お風呂回”が相次いで登場。視聴者からは、磯野家のお風呂の大きさや家族仲睦まじく温まる様子に反響があがっている。

 話題のエピソードは、作品No.8151「お風呂は楽しく」と、No.8184「磯野家、ゆく年くる年」。ある日カツオは、学校の同級生3人とのサッカーを終え、一緒に銭湯へ行く約束をする。荷物を取りに一旦帰宅すると、サザエからすでに家のお風呂をわかしていることを告げられたため、急遽銭湯でなく磯野家のお風呂にみんなで入ることに。カツオたちは、浴槽で激しくバタ足をして遊んだり、シャンプーの泡でヒゲを作って笑い合ったりと、小学生男児らしくわちゃわちゃ。そんな楽し気な声を聞いたタラちゃんも「一緒に入るです」と加わり、男5人一列になって背中を流して、浴槽に入って温まるなど悠々と過ごした。

 次のエピソードでは、大晦日数日前、磯野家では着々と新年を迎える準備が進められていた。しかしワカメだけは「私はまだ今年を楽しみたいのに」とどこか寂しそうな様子。大晦日だけでも有意義に過ごそうと、当日、朝から友人宅を訪れては遊びに誘うのだが、それぞれ用事があって誰も捕まらない。

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 するとそこに偶然、隣家の伊佐坂先生の娘・浮江さんとばったり。事情を知った浮江さんは自宅で紅茶とお菓子を用意し、「わたしはワカメちゃんとお茶が出来て良かった」と優しくフォロー。その後、一緒にフラワーアレンジメントで花のリースを作ると、ワカメは「来年もいいことがありそうな気がしてきたわ」とようやく前向きになる。

 一方、サザエとフネは明日用のおせちづくりに大忙し。手作りの栗きんとんやお煮しめなどのおせち料理を、三段のお重に詰める大仕事を終えると、母娘そろってお風呂へ。2人で湯船につかりながら、「やっとお重詰め終わったわね」「どうにかこの一年無事だったね」などと談笑し、互いの労をねぎらっては親子水入らずの時間を過ごしたのだった。

 視聴者からは、男児4人が余裕で入れる磯野家のお風呂の大きさについて、「小学生とはいえ4人いても狭さを感じない」「4人で入れるお風呂すごいし 7人で入れるコタツもすごい」などと改めて磯野家の豪邸ぶりに驚きの声があがったほか、「30まえで母親とお風呂とか、仲よすぎでしょ」「兄妹3人仲良く入っていたのを思い出した」「フネさんとサザエさんが 二人でお風呂に入ってるのを見て、 かなりの衝撃を受けた。 私は母親とお風呂は嫌だなぁ。笑」などと母娘のほっこりシーンに反響があがっている。

 2019年に放送50周年を迎え、52年目となる『サザエさん』。次回の放送は1月10日から。