特装版はニャンコ先生のかわいいフィギュア付き!『夏目友人帳』26巻に「最高に癒されます」と反響続出

マンガ

公開日:2021/1/14

夏目友人帳
『夏目友人帳』26巻(緑川ゆき/白泉社)

 緑川ゆきによる大人気マンガ『夏目友人帳』(白泉社)の26巻が、2021年1月4日(月)に発売された。同日にはニャンコ先生のフィギュアが付録となった特装版も刊行され、ネット上で「買いました! ニャンコ先生、かわいいです」「やっぱりニャンコ先生は最高に癒されます」「携帯に便利なミニサイズ! 持ち歩こうかな」と大きな話題を呼んでいる。

 同作は妖怪を見る力をもった少年・夏目を主人公とする物語。相棒のニャンコ先生は、猫のような見た目ながら強い力を秘めた妖だ。夏目とニャンコ先生は、祖母・レイコが遺した「友人帳」をもとにさまざまな妖たちと交流していく。

 最新刊となる26巻では、前巻から続く物語として「依代の眠る里:後半」が収録された。猫型の器を狙うコレクター・伴に対抗するため、的場と共に封印された術具を取りに向かう夏目。その一方、基地で猫たちを守る名取とニャンコ先生に、陶器の人形が襲いかかってくる──。

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 その他、単行本には田沼や依島といったキャラクターが登場する「クッキーと森の入り口」と「亡き友を訪ねて」の2本も収録。『夏目友人帳』ならではの深みのあるストーリー展開に、読者からは「最後の話がとくに好み。友情ものに弱いから結構泣いてしまった」「美しい話、怖い話、切ない話、ほっこりする話、春の陽だまりのような話。いずれもとてもよかったです」「温かくて優しい話でした…。コロナ禍で会いたい人に会えない状況と重なります」といった反響が巻き起こっていた。

 なお、昨年12月に刊行された『月刊LaLa』2月号では、鯛をもった「黒ニャンコ先生」のフィギュアが付録となっている。26巻特装版のニャンコ先生は小判を抱えており、対となるデザインに仕上がっているため、セットで手に入れるとより楽しめるはずだ。

 1月16日(土)には、新作アニメ「夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者」が劇場で限定上映される予定。ファンからの人気が高い短編「石起こし」と「怪しき来訪者」の2作が同時にアニメ化されるため、こちらも見逃せない。

 さらに1月22日(金)に刊行される『月刊LaLa』3月号には、アニメ版のスタッフである大森貴弘が書き下ろしたドラマCD「滋のひみつ」も付いてくる。今年も『夏目友人帳』尽くしの1年になりそうだ!