鶴見中尉の過去話に「はぁ?」月島軍曹はなぜ怒りを滲ませていたのか?/ヤングジャンプ8号『ゴールデンカムイ』

マンガ

公開日:2021/1/27

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』8号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。

 2021年1月21日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』8号。『ゴールデンカムイ』第265話では鶴見中尉が過去について語り出すものの、読者の注目は「軍曹めちゃくちゃ怒ってるじゃないかwww」「月島さんの“はぁ?”はいったいどういう感情なんだろう」と“月島軍曹”へと向けられている。

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 月島といえば鯉登少尉に負けず劣らぬほど、鶴見に心酔する第七師団の一員。同話では鶴見とソフィア・ゴールデンハンドのやりとりが展開される傍らで、月島と鯉登が2人の会話を盗み聞きする様子が描かれた。

 鯉登が扉に聞き耳を立てる一方、鍵穴から隣室の様子を伺う月島。鶴見の「私の家族のことも忘れてしまったかな?」「彼女たちが生きていた証となるものはこの指の骨だけだ」という発言から2人は妻子の存在を初めて知るのだが、月島はなぜか「はぁ?」と怒りを滲ませるのだった――。

 そんな月島の様子を受けて、ネット上には“怒りの原因”を追及する声が続出。同話ではなぜ彼が怒っていたのか明らかにされていないものの、読者からは「“俺は恋人の遺髪を捨ててまで覚悟を決めたのにアンタは遺骨を持ったままかよ”っていうキレかな?」「命を落とした戦友のためかと思いきや単なる私怨だった… と捉えたから?」「自分は他人の心の底まで暴くくせに、部下を追っ払ってそんな話するの? っていう怒りに1票」など考察の声が。

 ちなみに同話のタイトルは「鍵穴」。扉絵には我が子を抱える昔の鶴見が描かれているのだが、月島の目にもそのように映っていたということだろうか。

ゴールデンカムイ
『ゴールデンカムイ』24巻(野田サトル/集英社)