「www」に相当する英語のネットスラングを発見

文芸・カルチャー

公開日:2021/4/9

「イッヌ」に相当する英語のネットスラングが発見されてしまう

 日本には様々なネットスラングがあり、ネット掲示板から女子高生の流行語に派生することもしばしば。そんな中Twitter上では、ネットスラングに関する日本と海外の違いに注目が集まっていました。

「イッヌ」は英語でDoggo?

 話題になっていたのは、犬を意味する「イッヌ」というネットスラング。掲示板サイト「なんでも実況(ジュピター)」で発祥した言葉とされており、「なんJ語」などとも呼ばれています。「○○ンゴ」「こマ?(これマジ?)」といった言葉で、「イッヌ」もその1つなのですが、海外にも「イッヌ」に相当するようなスラングがあるそうです。

 そのスラングとは「Doggo」というもの。なんJ語的には「ドッゴ」と読みたいところですが、発音は「ドゴー」の方が近いと言われています。なぜこのような言葉が生まれたのかはわかりませんが、Twitter上では「割と海外の人も同じようなことを考えるんだな」「なんとなくなんJ語っぽい」「サンキューDoggo」といった声が。また「もしかして『イッヌ』が海外に伝わって魔改造されたのかな?」などとも推測されていました。

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 ちなみに「Doggo」以外にも犬を表現するスラングは数多くあるようで、「コーギーを『Corgo』って書くスラングは聞いたことがある」「柴犬は『Doggy』って言うらしい」「スペイン語だと『Filuray』が『イッヌ』にあたるのかな」といったツイートも。ひょっとしたら「イッヌ」のようなスラングは、英語圏だけではなく世界中にあるのかもしれません。

「ネッコ」に該当する海外スラングは?

「犬」を示す言葉以外にも、海外には様々なネットスラングがあるので見ていきましょう。例えば日本では笑っている状態を表現する「www」。「それは笑うwww」「マジかwww」といった風に使われていますが、英語圏では「lol」が「www」に当たるそうです。「laughing out loud」の頭文字をとったワードとされており、ニュアンスとしては「(笑)」みたいな雰囲気。ただ「www」と同じように、「lol」も「最近は徐々に使われなくなってきてる」とも指摘されています。

 また日本では「ネッコ」や「ぬこ」などとも言われている「猫」にも、色々な海外スラングが。「『Catto』が『ネッコ』に近いかも」「『Cate』って言うスラングもある」「海外の動画で『neko』って使ってるのもあったな」「なんとなく『ぬこ』は『kittah』って感じがする」といった声が寄せられていました。

 日本と同じように移り変わりの激しい海外スラング、調べると面白い発見がありそうですね。

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