脱原発ゆるキャラ!もんじゅ君が選ぶ「新しいエネルギー」がわかる本ランキング

なんでもランキング

更新日:2013/8/2

原発の安全性が問われている昨今、エネルギーのあり方について一度見直す必要があるんじゃないかって考えてる人も多いんじゃないかな?
でも他のエネルギーといわれるとなかなかイメージが付きづらいし、果たしてそれが現実的なのかもいまいち良くわからない…。そこで今回は7月24日に『もんじゅ君とみる! よむ! わかる! みんなの未来のエネルギー 』を出版する、ツイッターで大人気のゆるキャラもんじゅ君に「新しいエネルギー」がわかる本を紹介してもらったよ!

もんじゅ君
福井県の「高速増殖炉もんじゅ」の非公式ゆるキャラ。優しい語り口が魅力で、ツイッターでは10万人近いフォロワーがいる。著書に『おしえて!もんじゅ君』『さようなら、もんじゅ君』。
ツイッターアカウント:http://twitter.com/monjukun
公式サイト:monjukun.com

1位
日本はポテンシャルいっぱい!地域密着型の自然エネルギーがよくわかる
地域の力で自然エネルギー! (岩波ブックレット)
地域の力で自然エネルギー! (岩波ブックレット)
  • 著者名:鳥越皓之
  • 発売元 : 岩波書店
  • 価格:540円

「自然エネルギーって実用的じゃないんでしょ?」「お金がかかりすぎるんじゃない?」って思うかもしれないね。だけど日本には、海があって、火山があって、流れの急な川があって、ゆたかな山林もたくさん…! じつは風力、地熱、小水力、バイオマスなど、自然エネルギーのポテンシャルに満ちた国なの。日本各地での自然エネルギー利用のとりくみ、そしてそれによる地域活性化の道のりについてわかる、よみやすい入門書ですだよ。

2位
本好きにおすすめ!美しい写真で心にしみる、ちいさな島のおおきな挑戦
ロラン島のエコ・チャレンジ―デンマーク発、100%自然エネルギーの島
ロラン島のエコ・チャレンジ―デンマーク発、100%自然エネルギーの島
  • 著者名:トモコ・キタムラ・ニールセン
  • 発売元 : 新泉社
  • 価格:1,728円

自然エネルギー先進国のデンマークでとりわけ有名なのが、いちはやく自然エネルギー100%を達成したロラン島。このちいさな島も、かつては日本の多くの地方自治体のように、企業は撤退し、財政は赤字でさびれかけていたの。それが風力を中心とする自然エネルギーの活用で、かがやきをとりもどしていったんだよ。エネルギーのありかたが地域の自治や社会と深くかかわっていることを、美しい写真をながめながらまなべる1冊ですだよ。

3位
これから、どんな未来をつくる…?ビジョンを描くためのガイドブック
NO NUKES 2012 ぼくらの未来ガイドブック
NO NUKES 2012 ぼくらの未来ガイドブック
  • 著者名:坂本龍一
  • 発売元 : 小学館スクウェア
  • 価格:1,337円

いまの日本でエネルギー問題を考えるには、まず原発事故についてできるかぎり正しく知ることが前提だよね。奈良美智さんの絵が表紙のこの本は、ビジュアルはかわいいけれど、中身はガチ。小出先生、鎌仲ひとみさん、飯田哲也さん、肥田舜太郎さん…原発、放射能、エネルギーについてずっと前から献身的に声をあげてきた方々のインタビューや、アジカンのゴッチさんらの対談など、さまざまな角度からの考える材料がもらえますだよ。

4位
自然エネルギー産業で、日本は世界から、アジアから、とりのこされてる!?
エネルギー進化論: 「第4の革命」が日本を変える (ちくま新書)
エネルギー進化論: 「第4の革命」が日本を変える (ちくま新書)
  • 著者名:飯田哲也
  • 発売元 : 筑摩書房
  • 価格:842円

つい「エコ」とか「地球にやさしい」というゆるふわなイメージが思いうかぶ自然エネルギーだけど、じつは世界の成長産業みたい。2000年代に入ってからの世界マーケットの拡大はめざましくて、規模のひろがりにつれ導入コストもさがってきているんだって。日本では政府が原子力ばかりをかわいがってきたために世界からおくれをとっているけれど、再生可能エネルギーの開発・導入にちゃんとご予算をあてて、日本の技術力をいかしてほしいですだよ。

5位
「エネルギーってそもそもなに?」がよくわかる、ありそうでない1冊
エネルギー論争の盲点―天然ガスと分散化が日本を救う (NHK出版新書 356)
エネルギー論争の盲点―天然ガスと分散化が日本を救う (NHK出版新書 356)
  • 著者名:石井彰
  • 発売元 : NHK出版
  • 価格:799円

2000年代、原発推進の電力会社さんたちにおさえつけられて伸びなやんだのは、自然エネルギーだけじゃなかった! 天然ガスの石油や石炭にくらべたCO2排出量のすくなさや、ガスコンバインドサイクルの発電効率のよさについてとともに、「そもそもエネルギーとは」「エネルギー利用の歴史」についても解説。この本は原子力反対でも自然エネルギー支持でもなくて、ボクはそれについてはご意見はちがうけれど、ふむふむと勉強になる1冊ですだよ。

【もんじゅ君より】自然エネルギーっていうと、なんだか夢物語のふわふわしたもの?そんなのホントにできるの?って思ってしまいがちだよね。でもじつは日本各地には自然エネルギーを有効につかっている自治体さんがすでにたくさんあるの。太陽、風、地熱、小水力、山林…と、その土地がもともと持つパワーをその土地でとりだして使う「地域密着型」のエネルギーだから、地域に雇用がうまれたり、経済の活性化につながったりといったメリットにも注目ですだよ!

もんじゅ君、わかりやすく本を紹介してくれてありがとうラコ〜!
そんなもんじゅ君が出す『もんじゅ君とみる! よむ! わかる! みんなの未来のエネルギー 』も新しいエネルギーの事がちゃんと学べる一冊ラコよ!合わせて是非読んでみて欲しいラコ!
他にもこんなテーマのランキングが知りたい!というのがあったら @bookrako までよろしくラコ!