【文庫】2012年上半期BOOK OF THE YEAR

なんでもランキング

更新日:2013/8/2

毎年本好きたちがその年のベスト本を選ぶ、ダ・ヴィンチ1月号恒例の特集「BOOK OF THE YEAR」。
「振り返るのに1年は長すぎる!」ということで、ダ・ヴィンチ7月号では2012年上半期を賑わした本を総ざらいしてるラコよ。
そこで今回はその中から「文庫ランキング」の1~5位をピックアップ。
20位までにランクインした本はダ・ヴィンチ電子ナビの本棚に登録してあるから、コチラも要チェック!

1位
ドラマ化もした「ガリレオ」シリーズの第4作目
ガリレオの苦悩 (文春文庫)
ガリレオの苦悩 (文春文庫)
  • 著者名:東野圭吾
  • 発売元 : 文藝春秋
  • 価格:700円

“悪魔の手”と名のる人物から、警視庁に送りつけられた怪文書。そこには、連続殺人の犯行予告と、帝都大学准教授・湯川学を名指して挑発する文面が記されていた。湯川を標的とする犯人の狙いは何か?常識を超えた恐るべき殺人方法とは?邪悪な犯罪者と天才物理学者の対決を圧倒的スケールで描く、大人気シリーズ第四弾。

2位
人間模様が絡み合う青春ミステリー
少女 (双葉文庫)
少女 (双葉文庫)
  • 著者名:湊かなえ
  • 発売元 : 双葉社
  • 価格:669円

親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行くー死の瞬間に立ち合うために。高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。

3位
本にまつわる謎を解くミステリー小説
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
  • 著者名:三上延
  • 発売元 : アスキー・メディアワークス
  • 価格:572円

鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。変わらないことも一つあるーそれは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていきー。

4位
3人のオヤジが活躍する痛快ミステリー
三匹のおっさん (文春文庫)
三匹のおっさん (文春文庫)
  • 著者名:有川浩
  • 発売元 : 文藝春秋
  • 価格:751円

還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか、とかつての悪ガキ三人組が自警団を結成。剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械いじりの達人の頭脳派・ノリ。ご近所に潜む悪を三匹が斬る!その活躍はやがてキヨの孫・祐希やノリの愛娘・早苗にも影響を与え…。痛快活劇シリーズ始動。

5位
近未来の日本を舞台にした予測不能サスペンス
モダンタイムス(上) (講談社文庫)
モダンタイムス(上) (講談社文庫)
  • 著者名:伊坂幸太郎
  • 発売元 : 講談社
  • 価格:607円

恐妻家のシステムエンジニア・渡辺拓海が請け負った仕事は、ある出会い系サイトの仕様変更だった。けれどもそのプログラムには不明な点が多く、発注元すら分からない。そんな中、プロジェクトメンバーの上司や同僚のもとを次々に不幸が襲う。彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのだった。

やっぱり人気作家が強かったラコね!文庫は安いし、お手軽だからシリーズものを買うのに重宝されているみたいラコ! 次回は「ビジネス・自己啓発」のランキングを紹介するラコ! 「2012年ライトノベルランキング」10位までを登録した本棚はコチラ