「あまりにも悲惨すぎる」ヤングジャンプ9号『キングダム』、羌礼が語った“祭”の結末にファン震撼

マンガ

公開日:2021/2/2

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』9号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。

 2021年1月28日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』9号。『キングダム』第668話では羌礼(きょうれい)の過去が明かされ、ネット上には「あまりにも悲惨すぎる」などの反響が上がっていた。

 前話から続く羌カイVS羌礼の一騎打ちが描かれた第668話。羌礼を“闇”から救いたい羌カイは、彼女を救う鍵となる“識”の話をなんとか聞き出そうとしている。

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 識といえば、羌礼が姉妹同然に育った羌族の少女。羌族には最後の1人が決まるまで仲間内で殺し合う“祭”という儀式があり、羌礼と識もこの儀式に参加していた。

 羌カイとの一騎打ちの中で“祭”の記憶を語り始めた羌礼だったが、目を見開き身体をカタカタと震わせる姿は尋常ではない様子。彼女は「(識と自分は)正々堂々と祭に挑んだ」と語り、祭の前には識から「今から私達は敵同士」「躊躇なくお前の首を飛ばすからそのつもりでいろ」と宣言されていたそう。

 しかし祭を終えた今は“識に裏切られた”と感じている羌礼。その理由は同話のラストで明らかになった。最後まで生き残った識と羌礼は互いに全力で斬り合ったものの、最後の最後に識が“ピタ”と動きを止めたのだ。その結果、羌礼の“突き”が識の胴体を貫くことに……。

 識と羌礼の間に起きた一部始終が描かれたシーンにファンは震撼した模様。読者からは「羌礼の壮絶な過去に絶句」「識を刺してしまったときの羌礼の表情が辛い…」といった声が相次いでいる。

 いっぽう羌礼の話を黙って聞いていた羌カイ。果たして彼女は羌礼を闇の淵から救い出すことができるのだろうか。

キングダム
『キングダム』60巻(原泰久/集英社)