土屋太鳳×田中圭の毒々しい衝撃サスペンス…… 映画『哀愁しんでれら』に「こんなに楽しみな映画初めてです」と期待高まる

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公開日:2021/2/9

哀愁しんでれら~もう一人のシンデレラ
『哀愁しんでれら~もう一人のシンデレラ』(秋吉理香子/双葉社)

 誰もが親しんできたシンデレラストーリーの“その先”を描いた映画『哀愁しんでれら』が、2021年2月5日(金)に公開された。土屋太鳳田中圭という豪華キャストの共演に、ネット上では「こんなに楽しみな映画初めてです」「2人とも大好きな役者なので、めちゃくちゃ私得で喜んでます」「圭くんのお芝居を早く見たい!」と期待が高まっているようだ。

 主人公の小春(土屋)は、父と妹と祖父と4人暮らしをしている女性。平凡な毎日を送っていた小春だったが、ある日一晩にしてすべてを失ってしまうことに。そこで不幸のどん底に陥った彼女の前に現れたのが、8歳の娘を男手ひとつで育てる開業医・大悟(田中)だった。優しくて裕福な大悟は、まさに物語の王子様のような存在。小春は出会って間もない彼のプロポーズを受け入れ、幸せの頂点へと駆け上がる…。よくあるシンデレラストーリーならここで“めでたしめでたし”となるところだが、同作では予想もつかない展開が巻き起こっていく――。

 同作は「禁断の“裏”おとぎ話サスペンス」と銘打たれており、平凡な女性が狂気へと追い込まれていく過程が大きな見どころ。主人公を演じる土屋は当初、人が堕ちていく姿をエンタメとして描くことに違和感を抱き、出演を断っていたという。しかし監督・渡部亮平との話し合いを経て、土屋は徐々に心変わりしていくことに。雑誌『ダ・ヴィンチ』のインタビューでは、「私は普通の人間ですが、監督は私の中にも小春のような一面があると察知してくれたのかもしれない。撮りたい画がはっきり見えましたし、監督が小春を信じていると感じ、オファーをお請けしました」と、その心中を語っていた。
土屋太鳳のインタビュー記事はこちら

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 公開前から大きな盛り上がりを見せる映画『哀愁しんでれら』。その一方、同作を原案としたサスペンス小説『哀愁しんでれら~もう一人のシンデレラ』にも注目が集まっている。

『哀愁しんでれら~もう一人のシンデレラ』は、『暗黒女子』などのヒット作で知られるミステリー作家・秋吉理香子による作品。市役所の児童福祉課で働く女性・咲良が、「理想の家庭をつくる」という願望によって自らを追い詰めていくさまが描かれていく。

 小説は映画版に先駆けて発売されており、スリリングな展開によって多くの読者を震え上がらせている様子。ネット上では「これまでの秋吉さんの作品のテイストに通じるものがあり、読み進めるのをやめられない! ドキドキしながら読了しました」「怒涛の展開で一気読み。ラストは圧巻だし、毒々しさがいいね! 映画のほうも観たくなりました」「イヤミスとホラーを融合した秋吉節炸裂の物語を堪能した」と好評の声が相次いでいる。

 現代社会を舞台として繰り広げられる、衝撃のダークメルヘン。一体どれほど恐ろしい結末が待ち受けているのか、小説と映画にてチェックしてみてほしい。

■映画「哀愁しんでれら」
公開:2月5日(金)全国ロードショー
脚本・監督:渡部亮平
出演:土屋太鳳田中圭、COCOほか
配給:クロックワークス
公式サイト:https://aishu-cinderella.com/