くりぃむしちゅー上田晋也の爆笑エッセイ『経験 この10年くらいのこと』に「笑ってしまって外で読めない!」と反響続出

文芸・カルチャー

公開日:2021/2/18

経験 この10年くらいのこと
『経験 この10年くらいのこと』(上田晋也/ポプラ社)

 くりぃむしちゅーの上田晋也といえば、今やテレビで見かけない日はないほどの人気芸人。さまざまな番組の司会を務め、鋭いツッコミによってお茶の間を沸かせている。そんな上田の爆笑エピソードがたっぷり詰まったエッセイ集『経験 この10年くらいのこと』が、2021年2月9日(火)に発売された。

 同書はさまざまなエピソードによって、上田の10年間を振り返っていく一冊。『世界一受けたい授業』や『おしゃれイズム』、『Going! Sports&News』など、これまで出演してきた番組の気になる裏話が満載だ。

 さらに森泉や関根勤、ビートたけしや有働由美子など、華々しい芸能人たちとの交友録も収録されている。次長課長の河本準一やチュートリアルの徳井義実、アンジャッシュ児嶋一哉や渡部建など、芸人たちも数多く登場する。

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 また、お父さんとしてのプライベートの顔を垣間見られるのも同書の魅力。お笑いの遺伝子を受け継ぐ子どもたちとのやりとりは、どれも読みごたえたっぷりだ。

 上田の魅力が至るところに詰まった一冊に、読者からは「読み始めたけどおもろい。いちいちしゃらくさいのが、たまらなくいい」「上田さんらしいツッコミを交えた描写が面白く、アッという間に読み終えた」といった声が続出。

 また、たんなるエッセイ集ではなく、上田ならではの“たとえツッコミ”がさえわたっているのもうれしいポイント。「2ページ目くらいからぶっこんできたから、笑ってしまって外で読めない!」「本を読んでこれほど笑ったのは初めてです。テレビで見る面白い上田さんがそのまま本になった感じで度々爆笑」「もうほんま上田晋也の魅力が満載でした。読みながら何度吹き出したことか」などの感想も相次いでいた。

 エッセイパートの他、上田のイチオシ企画として『桃太郎』や『浦島太郎』『鶴の恩返し』といった昔話にツッコミを入れる「昔話突っ込み」も掲載。誰もがよく知っている昔話を題材に、新しい魅力を引き出してくれる。

 お笑い界随一のツッコミ力を活かした前代未聞のエッセイ集。読み終わった後は、上田流のツッコミが自然と身に付いてしまうかもしれない。