識の“最期”が明かされ読者も涙……羌礼が思い出した「言葉」とは/ヤングジャンプ11号『キングダム』

マンガ

公開日:2021/2/17

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』11号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。

 2021年2月10日(水)に発売された『週刊ヤングジャンプ』11号。『キングダム』第669話では識の“最期”が明かされ、読者から「そういうことだったのか…」などの反響が相次いでいる。

 羌族に伝わる儀式“祭”にて、姉妹同然に育った“識”という少女を殺めてしまった羌礼。「全力で祭で戦おう」と約束したにも関わらず途中で剣を止めた識に対し、羌礼は“裏切られた”と感じていた。彼女は識の命を“糧”に変貌し、今では死を撒き散らす闇の神“蚩尤”に。そんな彼女を見かねた羌カイが「お前は… 間違っている」と本来の羌礼を取り戻そうとするのだが――。

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 羌カイの説得も力及ばず、羌礼は「笑わすなよ」と不気味な雰囲気を纏ったまま。しかし羌カイが「識の最期を思い出せ」と促すと、彼女の表情は一変する。

 羌礼の回想によると、彼女の剣に刺された識は「ごめんね」「礼を… 手にかけるのはムリだと分かっていた」と謝罪。さらに続けて「礼が残れてよかった」「精一杯強く生きて」「大好きだよ…」と言い残していた。

 識の“最期”を思い出した羌礼は嗚咽を漏らして大号泣。まるで小さな子供のように泣き続ける羌礼の姿には、読者からも「涙が止まらない…」「これからは識の分まで生きていかなくちゃね」といった声が続出している。

 同話の終盤には、羌礼が「私… 言ってない…」と涙を流しながら後悔する場面も。彼女が識に言いたかった言葉とは、「私も大好きだよ」「頑張って生きるよ」というものだっだ。羌礼の思いが識に届いていることを願ってやまない。

キングダム
『キングダム』60巻(原泰久/集英社)