岡田准一の知られざるコンプレックス

芸能

2012/7/30

 いまやアイドルというよりも、すっかり“イイ男”イメージが強い岡田准一。そんな彼に、知られざるコンプレックスがあった!?

 テレビドラマを経て公開された映画『SP』シリーズで激しいアクションシーンをスタントなしで挑み、俳優としてさらに幅を広げたことも記憶に新しい岡田。9月15日から公開される『天地明察』では、主人公である天文暦学者・渋川春海を演じることでも話題を集めている。そんな彼が、ある役についての葛藤を雑誌内で吐露した。

 それは、『anan』(マガジンハウス)の連載『岡田准一のEXPOSURE』でのこと。ミリオンセラーを記録した百田尚樹の小説『永遠の0』太田出版(単庫本)、講談社(文庫本)が、岡田の主演で公開されることが決定しているのだが、そのことについて
「最初に映画のお話をいただいたとき、主人公の宮部と僕ではイメージが違うと思ったんです。原作の宮部は背が高いし、他にも色々違う」
と告白しているのだ。

 さらに、『CUT』(ロッキング・オン)8月号に掲載されているインタビューでも、『天地明察』(角川書店)の原作者・冲方丁との対談を思い返し、冲方について「僕が言うのもなんですけどいい方で」と発言した後に「見た目も大きくて」と、わざわざ体格にまで言及。身長や体格について、岡田が過敏になっているようにも感じられる。

 たしかに、『永遠の0』で岡田が演じる主人公・宮部久蔵は、原作では身長が6尺とあり、182センチほどの長身という設定。岡田はV6内で比べても身長が高いという印象はあまりない。しかし、宮部は周囲から臆病者と呼ばれながらも、強い信念を貫こうとする人物。一方、岡田は、心の奥深くに秘めた強さを表現できるだけでなく、寂しさ、弱さといった人間の機微も演じられる役者だ。その意味で、彼はまさしく適役と言えるだろう。

 さらに、『天地明察』も『永遠の0』も、映画にキャスティングされる以前に読んでいたというから、相当な読書家であることがうかがえる。仕事にストイックな岡田のこと、原作のイメージを追求する上で悩みもあるかもしれないが、岡田だからこそ生み出せるであろう両作品の世界観に、大いに期待したい。