中村倫也が“丸裸になるエッセイ”『THE やんごとなき雑談』本日発売! 制作過程を追ったYouTube動画の公開企画もスタート

文芸・カルチャー

公開日:2021/3/18

中村倫也さんの製作の舞台裏を公開!
動画へのリンクはこちら↑

中村倫也がすべてをさらけ出し綴った人気エッセイが待望の書籍化!

 雑誌『ダ・ヴィンチ』で2年間にわたり連載された「中村倫也のやんごとなき雑談」に新たに書き下ろしを加えた中村倫也初のエッセイ集『THE やんごとなき雑談』(KADOKAWA)が本日3月18日(木)に発売された。中村にとっては、初のエッセイ書籍化。丁寧に紡がれた文章には、もがき苦しんだ2年間の思考の跡が、装丁には中村自身のこだわりが詰め込まれた一冊となった。

公式YouTubeチャンネル「ダ・ヴィンチ放送部」にて、中村倫也本人がこだわり抜いた同書製作の舞台裏を公開する動画企画が始動!

 今回、『THE やんごとなき雑談』で作家デビューを果たした中村。つかみどころがない俳優・中村倫也が自意識をさらけ出し、丸裸に! 本書には、モテたくて仕方なかった学生時代の思い出や、“カメレオン俳優”と評されてはそのブレイク後、呼吸ができなくなったことなど、余すことなく人気俳優の日常、そして常に重ねてしまう「思考」の断片が描かれている。

 連載時から挿絵イラストも自身で担当するなど強い思い入れを見せていただけに、書籍化にあたってのこだわりも格別。カバーの色や紙質、デザインにいたるまで編集者・デザイナーと徹底的に話し合い、イメージの具現化に並々ならぬ熱意を注いだ。

『ダ・ヴィンチ』では、中村のそんな熱のこもった製作過程を撮影し、公式YouTubeチャンネル「ダ・ヴィンチ放送部」にて大公開!

 第1回動画は、カバー・表紙製作前の打ち合わせ時インタビューを収めたもの。その中で、中村は2年にわたる連載について「大変でした! しんどかった」と苦笑いで本音も口にしつつ、「ゼロから生み出すのは初めてで。こうやって向き合わせてもらって、いい経験になりました」と達成感を滲ませる。

 今後はカバー用の撮影風景や、カバーや表紙の色や紙を決める様子、さらには本文のゲラ作業など、数回にわたり製作過程も配信していく。モノづくりの苦しさと楽しさを全力で味わう中村の充実した表情は必見。「ダ・ヴィンチ放送部」をチャンネル登録して、そんな中村の奮闘をぜひチェックしてほしい。

 中村倫也による初のエッセイ集『THE やんごとなき雑談』。中村が自意識をさらけ出し“丸裸”になって挑んだ同書らしく、カバーとカバー裏には本書を手に取った人だけが見ることのできる“恥ずかしい”仕掛けも施されている。この仕掛けも中村の発案によるものだ。

 さらに4月6日(火)発売の雑誌『ダ・ヴィンチ』5月号では、初エッセイ発売を記念して作家・中村倫也を特集。本人の巻頭ロングインタビューのほか、中村が敬愛するバナナマンのインタビュー、大泉洋との対談<後編>と、さらに奥深くまで中村倫也のクリエイティブに迫っていく。

■書籍情報



タイトル:『THE やんごとなき雑談』
著者:中村倫也
発売日:2021年3月18日(木)
定価:本体1200円+税
四六判 200P
ISBN:978-4-04-680300-9
発行:株式会社KADOKAWA

著者プロフィール

中村倫也(なかむら・ともや)
1986年、東京都生まれ。俳優。2005年、デビュー。2014年初主演舞台『ヒストリーボーイズ』で第22回読売演劇大賞優秀男優賞受賞。2019年にはエランドール新人賞を受賞。近年の主演作に映画『水曜日が消えた』『人数の町』、連続ドラマ『美食探偵 明智五郎』『珈琲いかがでしょう』(2021年春放送予定)など。

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