【ネタバレあり】「素敵なヒーローに成長したね」出久の揺るがぬ“優しさ”に読者感激/ジャンプ15号『ヒロアカ』

マンガ

公開日:2021/3/19

週刊少年ジャンプ
『週刊少年ジャンプ』15号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。

 2021年3月15日(月)に発売された『週刊少年ジャンプ』15号。『僕のヒーローアカデミア』第305話では緑谷出久の揺るがぬ“優しさ”が垣間見え、読者からは「どんなに強くなってもデクはデクのままだね」といった反響が相次いだ。

 出久といえば、ヴィランVSヒーローの全面戦争による怪我で未だ眠ったままの状態。眠りの底で彼は、オールマイトより受け継いだ個性であるワン・フォー・オールの歴代継承者たちと対話をしていた。

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 継承者によると、敵(ヴィラン)連合のリーダー・死柄木弔が“巨悪”となり果てると誰にも止められない事態になるのだそう。そのため継承者たちは出久に対し、「(死柄木を)殺してでも止めるという覚悟はあるかい」と決意を問うたのだが――。

 出久の答えは「僕には…(死柄木が)困ってるように見えた」というもの。以前ワン・フォー・オール内に死柄木の自意識が侵入してきた際、出久は“憎しみ”の奥に“泣いている子ども”を感じたというのだ。

 さらに「OFA(ワン・フォー・オール)は殺す為の力じゃなく救ける為の力なんだとオールマイトから教わりました」と語った出久。最恐の敵・死柄木弔を殺すのではなく「救けたい」と宣言した彼の優しさには、継承者たちの多くが心を動かされていた。

 読者からも感動の声が続出しており、ネット上には「素敵なヒーローに成長したね」「オールマイトの“優しさ”まで受け継いだデクは最高のヒーローだよ…」などの反響が上がった。

 果たして出久は死柄木弔を“救う”ことができるのだろうか。

僕のヒーローアカデミア
『僕のヒーローアカデミア』29巻(堀越耕平/集英社)